幸せなことだけをして生きていきたい

日常で考えたことを、「14歳の私」に伝えたいコトを書いています。もっと失敗しろよ。

映画を見ることができない

子供のころはじっとしているのが苦手でした。

 

特に散髪の30分が苦手で、すぐに動いてしまって怒られてました。じっとしてようと思うのですが、10秒もするとイライラしてしまい動きたくなるのです。仕方がないので散髪中は本を読むようにしたら治りました。他に集中するものがあればなんとかなるんです。

 

もちろん授業中もじっとできません。面白い授業ならなんとか我慢できるのですが、面白くないのは苦痛でした。時計を30秒毎ににらめつけてました。

動くし話し出してしまうので、いつも先生に怒られてました。チョークを投げつけられるのは私がクラスで最初です。一度はチョークをキャッチしてしまい、さらに激怒されてしまいました。あれは当たってしまうのが正解ですね。

 

当時から没頭できる映画は見ることができるのですが、できないものは全く見れません。途中で他のことを考えてしまいストーリーがわからなくなります。そうするとよけいに興味を失いさらに見れなくなります。学校で映画や観劇をするときは、決まって感想文を提出しなければいけないのですが、あとで友人にあらすじを聞かないと書けませんでした。

 

高校生位になると、だいぶ症状は落ち着いてきて、デートで映画に行くこともできました。映画よりも隣の女の子のほうが気になってたからだと思います。

 

それからはあまり気にしていなかったのですが、今から考えると、明らかに適応障害ADHDですよね。

 

この10年ほどは映画より短いドラマのほうが見やすいなと無意識に思っていて、ドラマばかり見ていました。映画もたまに見に行ってたのですが、普通に最後まで見れました。集中が続かないものは寝てしまってましたが。

 

先日、見たい映画があったので久しぶりに見てみたんです。

電車での移動中にタブレットで見ました。

 

予想通りすごくいい映画なんですが、風景描写が多くて、その間に、我慢できなくなり、すぐに停止してしまい他のことを考えてしまいます。おそらく100回くらい止めてしまいました。100分程度の映画ですが全部見るのに2倍くらい時間がかかりました。

 

会話とかストーリーが進んでいるときは大丈夫です。セリフがない時がダメですね。

 

ドラマを見ているときはほとんど起こらない症状です。映画館では起こらないので、すぐに停止できるタブレットで見ることがよくないのかもしれません。電車でみていることも集中力を弱めているのかもしれませんね。

 

適応障害が悪化してきてることはないと思いますが、少し注意が必要かもしれません。