昨日のプロ野球ネタが好評だったので引き続き。
阪神の金本監督が辞任とのニュースが出ました。
辞めてよかったと思う。
— federao (@ymcf6) 2018年10月11日
阪神・金本監督「巨人は3位でもやめないといけない。僕は最下位ですから」(サンケイスポーツ) - Yahoo!ニュース https://t.co/zFl3b4svAd @YahooNewsTopics
人気球団ということで監督人事は非常に難しいところです。
何か新しいことをやろうとすると反対する人が出てきますので。
まず阪神は、年俸総額が3位の金満球団です。1位はソフトバンク、2位は巨人。
ソフトバンクと巨人はそれなりの成績ですので、お金をかけたかいがあります。
しかし阪神は年俸総額3位にも関わらず最下位です。
問題の一つは編成の問題です。給料ばかり高くて貢献していない選手が多いです。
まずは鳥谷選手4億円。複数年契約なので仕方がないのですが、それにしても高すぎです。守備の範囲が狭まっていてエラーこそ少ないのですが、貢献度は低いです。連続試合出場が途切れたとたん打率も低迷しています。
糸井選手の4億円も少し高いですね。
メッセンジャー投手3.5億は相応です。
ロサリオ選手3.4億は高くつきました。
こうやって見ると、福留選手2.2億はかなり良心的ですね。
他に不良債権化している選手として、西岡選手0.75億、高橋投手0.7億などがいます。
これはGMの問題ですね。
もう一つの問題は選手起用の問題です。
ロサリオ選手や、他の有望若手選手が継続して試合に出られていないということです。
ロサリオ選手は下位打順で試合に出続けてたらどうなるか。大山選手は終盤になってレギュラーになりましたが、それまでは成績は不安定でした。出続けたから成績が安定してきたのです。
巨人の岡本選手は、今年、レギャラー4番で使われ続け、すごい成績でした。これまで全く使われていなかったのが不思議な位です。
こういった有望な若手選手を継続的に使い、いわゆるベテランをとっかえひっかえ使う(例えば広島の新井選手のように)のが強いチームですね。
また阪神から移籍した選手がことごとく活躍しています。
西武に行った榎田投手は今年11勝しました。阪神時代の7年間で13勝しかしていないのに。
広島の新井選手もそうですね。
阪神では人気があるがゆえに選手が活躍しにくい、プレッシャーが強いのかもしれません。あと金本監督のプレッシャーもあったと思います。藤浪投手は終盤こそ少しよかったですが、本来ならば大瀬良投手と最多勝利を争う人材だと思います。
これらの問題が、阪神の低迷の原因でしょう。
次期監督は白紙とのことですが、いい選手を活かせる監督がいいですね。掛布元阪神二軍監督は今の若手打者、大山選手、中谷選手、原口選手などを育てていますので、適任だと思いますが、例によって吉田元監督派閥の岡田元監督などが有力なんでしょうね。
やはり阪神が強くないと野球が盛り上がりません。