今、読んでいるのはこれ。
世界史とつなげて学べ 超日本史 日本人を覚醒させる教科書が教えない歴史
- 作者: 茂木誠
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2018/02/16
- メディア: 単行本
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キンドル読み放題で、ランキングに出てきたので飛びつきました。
私が読んでいる内容と、サウザーさんのVoicyの内容が重なっているので、たぶんサウザーさんも 同じ本を読んでいると思います。
出口さんもサウザーさんも歴史に詳しいです。世の中をわかっている人は歴史から学んでいるということですね。
本によると、
日本は大陸から日本海を挟んで離れていたので、外からの侵入が圧倒的に少なかった。侵略という暴力を歴史的に経験していない。
だから日本人は争いごとを武力よりも話し合いで解決したがる人が多い。
なるほど。
中国が攻めてきたら、一緒に酒を飲んで話し合えば、国境問題は解決する。
と、本気で思っている人もいます。
神風を信じてみたりとか。
核兵器ボタン一つで終わってしまうと思うのですが。
この平和な日本とは逆に、大陸にあって他国に翻弄され続けた韓国・北朝鮮が、核開発したり、ムービング・ゴール・ポスト戦略をするのは、歴史的に理にかなっています。
生き残るためには、理屈はどうでもいい。手段は選ばないということですね。数千年の歴史的背景があるので、話し合いなんかでは解決なんかしません。
歴史を学んでいると、こういう形で問題の根を理解することができます。
一方で、どれだけ能力がある人でも、タイミングや環境で成功しなかった人たちのことを知ることができます。戦争や病気であっけなく死んでしまったりしてます。
家康はいつ死んでもおかしくなかったのに、生き延び300年続く江戸幕府を作りました。
人間の能力はたかだかしれています。解剖学によると人間の脳はこの一万年でほとんど進化していません。
成功するかどうかは、ほとんど運です。
かつて、失敗は命取りでした。腹切りです。現代では失敗はし放題です。死ぬこと以外かすり傷。ですね。
それならば好きなように、失敗を恐れず、生きていこうという気にさせられます。