またもクロ現ネタです。
自宅で看取ろうとしていた家族を見たことがある。最後苦しそうだったので家族は救急車を呼んでしまった。主治医は絶対呼ぶなと言っていた。よくわからない世界。治療すると途方もない医療費を使うことになる。
— federao (@ymcf6) 2018年12月13日
“最期の医療”その時 家族は… | NHK クローズアップ現代+ https://t.co/iLXPrUcN31
数年前、知り合いに相談されたんです。
がん末期のおじいさんを自宅で看取ろうとしていたのですが、最後の最後になって、あまりにおじいさんが苦しそうにしていたので、どうしたらいいだろう。と相談されました。
主治医に連絡したところ、自宅で看取るようにしていたので、絶対に救急車を呼んではいけないと言われてしまいました。それは予想された状態だということでした。今から救急車を呼ぶと、心臓マッサージから全て始まってしまうよ。とのこと。
しかし家族は、そんな状態になることを全く予想していませんでした。眠るように死んでいくものだとばかり考えていたようです。
現実は全く違いました。
おじいさんは、ほとんど意識はなかったと思いますが、はあはあと喘ぎ続けていて、一緒にいるのも辛い状態でした。
あまりに辛い状況だったので、家族は救急車を呼んでしまい、おじいさんは一週間後に病院で亡くなりました。
医療関係者の知人に聞くと、よくあることらしいです。
在宅医療医師も、こういう状況に慣れていないため、家族との思い違いが出てしまうそうです。予想される最後の状況を前もって丁寧に説明していないと、こうなってしまうようです。
そもそも患者満足と医療費節約のために、在宅看取りを始めたのに、最後に救急車を呼んで、希望とは違う入院になってしまって、どんどん治療し、かえって医療費がかかることもあるようです。
もっと必要な患者さんに使ってほしいですよね。
TVでも、末期のおじいさんが、家族のことが心配だからいつまでも生きていたいので、延命治療をすべてしてほしいと言ってました。
でも延命治療をする段階では、きっと意識なんてないだろうし、家族のことなんて考えることすらできないと思うのですが。
私は延命治療はしてほしくありません。見込みなければさっさと死なせてほしいです。
素人にはなかなか判断できないので、ある程度、医師の裁量で決めていただきたいと思います。みんなそうなんじゃないかな。