昨日の記事を書いた後、いろいろ考え続けていました。
はてなブログに投稿しました #はてなブログ#失敗 #MLB #補殺 #大谷翔平 #日本
— federao (@ymcf6) 2018年12月26日
失敗の多い人生だけど後悔はない - 幸せなことだけをして生きていきたいhttps://t.co/eMikw92siq
もしかしたら、失敗を恐れ、現状維持を望んでしまう感情が、日本という国の欠点ではないのかなと。
一般的に現状維持バイアスというものがあります。
例えば、地震の際に、大した揺れではなかったから。とゴロゴロし続ける。という行動です。
TVなどで早く情報を収集し、適切な行動を取ることが重要です。
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鎌倉時代、フビライ・ハン率いるモンゴル軍、元が日本に攻めてきました。
日本の侍は、例の
「やあやあ、我こそは。。。」
と名乗りを上げている間に、矢で刺されて死んでいきました。
たまたまやってきた台風でモンゴル軍は壊滅したのですが、これが現状維持バイアスの原点になっているかもしれません。
その後、秀吉の朝鮮出征、太平洋戦争時の侵略は大失敗でした。さらに現状維持バイアスが強化されています。
江戸末期、ペリーが浦賀に現れた時、慌てふためき、一年後に返答するとしたのに、一年間、何もしませんでした。結局、明治維新につながります。
今、話題になっている移民問題もそうですね。
もしかしたら外国人に占領されるかもとか、犯罪が多発するかもしれないから、とか理由をつけて、ドラスティックな変化を避けている。
歴史的に閉鎖政策がうまく行った例がありません。江戸幕府、ソ連、北朝鮮の惨状をみるとわかります。先手を打って、いろいろしないといけないのに、逃げてばかりいます。
自動運転技術は、アメリカ、中国が圧倒的にリードしています。日本では実験すらままなりません。
財政も赤字まみれなのに、縮小できません。
金融緩和政策は、特効薬であり一時的なもの。アメリカ、EUは縮小を始めているのに、日本だけがいつまでも緩和し続けている。
少し違いますが、普天間問題もその傾向があります。
世界で最も危険な基地をなんとかしようとしているのに、行動がなかなか起こせない。
マイケル・サンデル教授の「これからの正義の話をしよう」の中に、「暴走する路面電車」というエピソードがあります。
「列車が暴走してしまい、前方の線路上では5人の作業員が列車の接近に気付かずに作業をしている。 しかし脇に逸れる線路があり、その先では1人の作業員が作業をしている。 5人か1人か、どちらかを確実にひき殺してしまう状況で、あなたは路面電車の進路をどちらに向けるだろうか?」
日本人は、こういう問いが苦手です。ロジックに考えられない。感情に囚われてしまいます。
どうしたら、日本人の中の失敗に対する恐怖心を克服できるのでしょうか。