全豪オープンテニス決勝、素晴らしかったですね。まさに決勝にふさわしい内容でした。
クビトバ選手もすばらしいプレーでした。
最初から、当たりまくっていました。そもそも前戦シドニー大会は優勝(大坂選手棄権)していました。今大会も決勝まで1セットも落とさずです。出だしから集中力が素晴らしかったです。第一セットはどちらかというとクビトバ選手のほうが押していたと思います。メンタルの安定度ではクビトバ選手のほうが上でした。大坂選手にしのぎきられて、タイブレークで一気に押し返されたという内容でした。大坂選手の成熟度が光りましたね。
クビトバ選手の表彰式でのコメントも素晴らしかったです。怪我からの復活のエピソード。勝者へのリスペクト。運営、自他チームへの感謝。笑顔と涙。まさにグッドルーザー。誰もが好きになるような選手ですね。
こういう敗戦コメントがうまい日本人選手って少ないですね。よくある日本人選手の敗戦コメントって、泣きじゃくって、悲痛な雰囲気で、くやしい。すみませんでした。と言ってる気がします。謝ることないのに。
第二セットを落とした時は負けたと思いました。崩れたきっかけは3つのマッチポイント(ブレークポイント)を逃してからでした。もう少しで勝てたのに。と言う気持ちが大坂選手を惑わせてしまいました。やはりメンタルの問題は大きい。
ナンバーワンで居続ける条件は、この点かもしれません。
大坂なおみ選手の痛快さは、この記事に表れていると思います。
どう考えてもメンタリティは日本人じゃない。
もしかしたら錦織圭選手もメンタリティはすでに日本人じゃないかも。