商店街の電気屋さんが潰れない理由を、「外から見る日本」ブログで語られています。
近くの駅前の電気屋さんが潰れないのが不思議だった。中に入っている客はほとんど見たことない。客は来ない人なんだな。
— federao (@ymcf6) 2019年2月4日
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近所の駅前ショッピングセンター内にも同様の電気屋さんがあります。例に漏れずパナソニックです。
最新のTVやマッサージ機などが陳列されていますが、郊外の大手電気店に比べると、品揃えも薄い(パナソニックしか売ってない!)ですし、何と言っても値段がぜんぜん違います。半分は定価販売じゃないでしょうか。
店の前の人通りはそこそこあるのですが、誰も入りません。客が入っているのを見たことがありません。もちろん私も入ったことがありません。
この駅前ショッピングセンターは、そこそこ人が入っているものの、テナント代が高いのか、専門店の出入りが激しいです。ケーキ屋、雑貨屋、パン屋などは、年に数件入れ替わります。
自分がここを借りるなら、何にするかな?なんてよく考えているのですが、何をやってもうまく行きそうな気がしません。
他に喫茶店、保険の窓口、カット屋さん、写真屋、ドラッグストアなどがあり、こちらは抜群の安定感です。
そして電気屋さん!です。
電気屋さんなので、そこそこ大きな敷地です。保険の窓口の2-3倍ありそうです。
きっとテナント代は高いはずです。月50-100万ってところでしょうか。
どうして潰れない?
誰がそんなに買っているのか???
「外から見る日本」ブログによると、電気屋さんが潰れない理由は、
「電球を売るのではなく、電球をつけてあげるから」
だそうです。
なるほど、私のように一円でも安くなるなら軽トラを借りてでも運ぶ人もいれば、電球をつけてくれるなら千円払ってもいい人もいる。ということですね。
これは目からウロコでした。
お得意様はたくさんいそうです。そういう人は、店に電話して、自宅に来てもらうのでしょう。わざわざ店に行ったりしないです。定価でも喜んで払うでしょう。
電球をつけに来てもらった店員さんに、埃にまみれたジャパネットで買ったパソコンの箱を見つけられて、「付けましょうか?」って言われて、接続をやってもらっているかもしれません。
これは最強です。プロバイダー代込です。しかもサブスクリプション。
家の中のチェックできるのは最強。
意外と身近なところにビジネスの種が転がっていました。