前日の記事からの続きです。
新人弁護士としてA君は、猛烈に仕事をしていた矢先、なんとA君は若くして大病を患うことになります。
残念ながら5年生存率は極めて低い病気です。
詳しくは書けないのですが、私の職業がその病気に少し関連しているのです。
私はその道の専門家ではありませんが、この病気に関して、ある程度の知識がありました。
そして、その病気についてA君とともに考え戦っています。
私とA君の関係は、友達というのではないように思います。
もっと複雑な関係で、お互いを実質的に必要としています。
高校時代に出会い、当時はそれほど仲が良かったわけでもなく、何十年も連絡をとっていなかったのに、ある日突然、お互いに必要になりました。そしてそれぞれが歩んできた道が、なぜかお互いの助けになっています。
まるでジョンアーヴィングの世界です。
この不思議な話は、どこまで私達を連れて行ってくれるのでしょうか。