昨日のブログを書いた後、実家のある町の窮屈さを考えていたら、いろんなことを思い出して来ました。
例えば、引っ越し予定の人が、町について調べた結果を教えてくれました。
「閉鎖的な町なので、よそ者には居心地がよくない。」
とのことでした。さもありなんです。
近所の人々は、よそ者を異常に嫌います。あの人はどこから来た。素性はどうで、引っ越してきた理由は。。。と調査がすごいです。
もちろんいじめ抜きます。
そんな町、誰も住みたいと思いませんよね。
あと、も一つ。思い出したこと。
近所の大人たちが、私によく言ってたことは、
「うちは武士の家系なんで、この辺、一帯の土地はうちのもんだった。曽祖父が飲んだくれ賭け事好きで、全てを失って今の家にいるんだよ。」
という話です。それも一人の人だけでなく、たくさんの人が、多少の違いがあるにせよ、ほぼ同じ話をします。
子供ながらに、そんなあほな。と思ってました。
そもそも武士の割合って10%以下(そうでないと経済、生産性が維持できない)なので、そんなにたくさんの人が武士の家系であるわけがない。
(ほんとは のうみん でしょ。)
うちの親にも聞いてみたら、
「うちは武士家系!」
なんだそうで、
「証拠を見せて。」
って言うと、古いスーパー広告の裏に汚い字で書かれた家系図を見せられて、「次郎左衛門某」ってところを指差して、この人が武士なんだよ。って。。。
それ先祖の誰かが勝手に書いただけやん。。。
「この辺、一帯の土地はうちのもんだった」話については、
うちの街は旧街道なんで、みんなが狭い土地を共用していたのは、明らかです。しいて言えばどっかの殿様が所有してたかもしれません。殿様は家系図がちゃんとあるので、広告の裏の家系図と繋がってないのは明らかです。
この話って、家系(生まれ)以外に自慢できることがない、あれ、と同じじゃん。
あえてこれ以上は言わない。。。