先日、私のインプットの半分は本だという話をしたんですが、残り半分はTVです。
えーーっつ。いまどきー?!さすがオジサン。
いやいや。実は今だにTVは良質のコンテンツですよ。ほんとに。
特にNHK。
私には受信料払わないなんて考えられないほど、よく観ています。
(受信料賛成なわけではありません。念の為)
今年の正月に放映されていた「2000年を生きる 塩野七生と高校生の対話」というNHKの番組がありました。
塩野さんの本は読んだことあるのですが、ご本人はどんな人なのかは知りませんでした。
塩野さんはイタリア在住なんですが、わざわざ母校、学習院高校まで行って高校生と対話をされました。
80歳にして頭脳明晰。鋭い。すごく魅力的な女性でした。
どうしたらこんなふうに年を取れるのだろう?
しなやかなみずみずしい感性を80歳まで持ち続けるにはどうしたらいいんでしょうか?
塩野さんは探究心があって、好奇心があって、本をよく読んでいて、毎日、空想しているそうです。
ほらやっぱ読書は大切なんだ。それと一人の時間。
ほかに
「挫折を経験すると人は考えるようになる。」
と話されていました。
塩野さんは東大に落ちたので、そこから考えたそうです。
客観と主観。狂信的と非狂信的。そんな会話を高校生たちとしていました。
私が高校生のころは、女の子とロックのことしか考えてなかったけどな。
こんな話しできるとは、さすが学習院の高校生。すげー。