幸せなことだけをして生きていきたい

日常で考えたことを、「14歳の私」に伝えたいコトを書いています。もっと失敗しろよ。

もし自分が盲目になってしまったら恋愛を楽しめるのだろうか?

このドキュメンタリーを見たのは数ヶ月前なのですが、自分の中に残り続けている不思議な番組なので、分解してみます。

 

見えない恋の結び方

www.nhk.jp

 

アメリカの視覚障害者たち4人の恋の始まりを描いている。

 

海外ドキュメンタリーなので、お涙頂戴も感動ポルノもありません。

 

普通の人が普通の恋に悩んでいる。ただ目が不自由なだけ。

 

ある視覚障害者は「デートに大事なのはやっぱ見た目でしょ!」と言って、おしゃれしてます。

一人は、見えないことを隠してデートにこぎつけたら、相手が「このまつ毛するのに1時間もかかったのに。目が見えないなんて。」とがっかりされていました。

内容、テーマはシリアスだけど、クスっと笑ってしまうような茶目っ気が全員にあります。しなやかな感性なのかな。

 

それとも視覚障害者だからこそ、心の世界に深く入っていけるのでしょうか。

 

裕福なアメリカでの話です。

 

アメリカの大量生産消費社会というのは、批判されがちだけど、こと障害者対策については、その裕福さからすごく寛容です。

車椅子や、杖の人を見つけたら、みんなが助けようとするし、助けないとかっこ悪いみたいな文化がある。

女の人が荷物を運んでいたら、男性が必ず駆け寄って持ってあげる。日本人男性には絶対ムリ。

アメリカだからこの4人は障害を感じさせない生活を送れているのかな。

日本だったら無理な気がする。

 

貧しくなりつつある日本の視覚障害者たちは、同じような気持ちになれているのでしょうか。

 

不自由に思っていたら悲しいことですね。

 

 

そういえば先日、日本も捨てたものではないと思った話題を聞きました。

わーママハルさん、ありがとう。

 

盲ろう者が、一人で下宿生活を始めたところ、同級生たちが同居や手伝いを始めて、無事卒業できた。そして盲ろう者で初めて大学教授になった。

www.arsvi.com

 

こんなことあるんですね。

びっくりしました。

日本も捨てたものではない。

 

 

英題はBlind Loveでした。邦題ちょっと恥ずい。

私なら、Blind Loveでよしとします。