幸せなことだけをして生きていきたい

日常で考えたことを、「14歳の私」に伝えたいコトを書いています。もっと失敗しろよ。

#パラサイト半地下の家族 が地上波放送 1年遅れの感想文

パラサイト 

 1/8地上波放送されるみたいですね。

 

韓国映画って、私にとっては独特です。

古い日本のイメージもあり、一方で邦画よりクオリティの高いものも多い。

 

例えば、ノルウエイの森。バーニング。どちらも原作は村上春樹さんです。

日本人監督が日本映画にすると批判が多くなりそうですが、どちらも韓国というフィルターを抜けて、見事な作品に仕上がっています。

 

さてパラサイトです。

 

怖い映画と聞いていたので、あまり見る気はなかったのですが、話題作ということで、頑張って見てきました。

 

怖いのは一瞬ですので、私のようなホラー嫌いの人でも頑張れば見れます。

 

やはり見事な作品です。

一年経っても、しっかりと残っています。

 

韓国は国内マーケットが小さいので、常に世界を見据えています。

BTSを始めとした音楽もそうですね。

だからスケールが大きい。視点がグローバル。

 

半地下というだけあり、階段が一つのテーマになっています。

実際、階段シーンがやけに多い。

そして格差を意識させるところも多いです。

 

疾走感あり、2時間超えを感じさせません。

ただし最後の最後は少したるみ気味。

劇中夢の展開はいらなかったのでは?と思ってました。

 

が、今になって、このシーンが残っているので、フックとして、わざと使っているのかも。

だから映画の筋が、劇中現実か夢か、どうなったのかを、自分に何度も聞き直してしまってます。

 

ダウンタウンまっちゃんが、家政婦さんを家に入れる?って言ってましたが、入れないと、話が進まなくなるので、仕方ない。

も少し必然性はほしい気はしますが。

 

 

以前、映画のTV放送が早くなったことを書いたのですが。

 

この映画の場合は、国の援助が制作、配給などへ相当あったようで、それが大きな後押しになっている。

つまり韓国という国の宣伝になっているからかもしれません。

 

邦画にも、こういったスケールが大きい作品が出てきてほしいですね。

そして国を上げてバックアップしてアカデミー取ってほしい。

 

サイレントトーキョー。良かったけどな。