隣家のおばあさんから聞かれました。
「コロナワクチン、どうする?」
おばあさんは、ワイドショーが大好きで、私にいろいろな情報を教えてくれます。
私の重要な情報源の一つです。
今、みんなが興味あることがわかる。
ということは、今、みんなが最も興味あることがワクチンなんだ!
1ヶ月前にこのことを考えてたのですが、も一度考えようと思います。
ワクチンを受けないと言っている友人
私はアレルギー体質だから、インフルエンザワクチンでも腕がパンパンに腫れる。めっちゃ痛い。コロナはもっとすごいらしいから私は受けない。
オチアイさん
私は若いので重症化リスクが少ない。ワクチンの副反応のほうがリスクが高いかもしれないので、合理的には打たない判断になるが、社会学者という立場からすると受けないといけない。
知り合いのお医者さん
ワクチンというのは、圧倒的に利益が多いもの。副反応はわずか。
サンデル教授風に言うと、暴走列車の行く手に100人いるが、ブレーキが利かない。
このまま進むと100人が確実に死ぬ。が、脇にそれる線路がある。しかしそちらにも人が一人いる。ブレーキは利かないがハンドルは利くので、ハンドルを切って脇の線路に入れば、一人は殺してしまうが、100人は助けることができる。
という選択。
もしかしたらその一人は、あなたかもしれないし、あなたの大切な人かもしれない。
でも100人死ぬよりましかもしれない。
またワクチンは多くの人が打つことによって集団免疫が獲得できる。つまり多く人が免疫を持つので、コロナウイルスが増える余地が減る。多くワクチンを打つと、より利益が多くなる。
国民はワクチンを権利だと思っているかもしれないけど、公衆衛生的に言うと義務。受ければ受けるほど、効果が大きくなる。
もし自分の大切な人を助けたいと思っているなら受けないといけない。
自分だけが助かりたいと思ってるなら受けないといけない。
なんだそりゃ?
でも、さすがお医者さん。よく理解できた!
となると、
私はどうしたらいいか?
私は合理的な考え方を信じているし、科学を信じています。それが社会を良くすると考えています。
ということはオチアイさんと同じで、「受ける」のではなく「受けないといけない」のだろうと思います。
隣家のおばあさんには、「どうしましょうねえ」って答えておきました。
立ち話で済ますには大きすぎる問題だし、これだけ思い切ったことはある程度、信頼性がないと言えないです。