英雄たちの選択▽渋沢栄一 知られざる顔~“論語と算盤(そろばん)”を読み解く
再放送あります
[NHKBSプレミアム] 2021年03月03日 午前8:00 ~ 午前9:00 (60分)
実業家渋沢栄一のもうひとつの顔は、生涯にわたる福祉事業家として、600もの事業を立ち上げたこと。「貧しい人を助けることは、日本の資本主義を豊かにするためにも、必要なこと」と主張する渋沢に対し、「税金で貧民を助けることは『惰民』を増やすだけだ」と、東京府議会は真っ向から攻撃し、論争になった。鹿鳴館で貴婦人たちによるチャリティーバザーを開くなど、日本の福祉事業への道を切り開いた渋沢の挑戦をたどる。
渋沢栄一氏については、やったことがすごすぎて(多すぎて)何がなんだかよくわかりません。
一度、渋沢栄一資料館に行ってみたいな。
コロナ、いつおさまるだろ。
番組の中で、興味深い指摘がありました。
「明治初期は、今と同じで自己責任論が主流。東京養老院という浮浪者用無料宿泊施設に税金を出すのは止めよう」という意見に対し、渋沢氏は反対した。
当時、多くの浮浪者は惰民として扱われ、真面目に働かないから浮浪者になったと考えられていた。
うーーん。日本人ぽい。ありがち。日本人はそういう傾向が強いよね。今と一緒。
でもそうじゃない。
だって環境のほうが何より大切。
今、日本に生まれていなくてアフガニスタンやシリアに生まれていたら、いくら努力してもその差は絶対に埋まらない。
自己責任論を言っている人は想像力が足りない。
って中野先生、言うよねー。こーゆーとこ好きだな。
この一言を聞けただけでも、この番組を見た価値がありました。
再放送あります。