幸せなことだけをして生きていきたい

日常で考えたことを、「14歳の私」に伝えたいコトを書いています。もっと失敗しろよ。

市民が見た世界のコロナショック 1月~2月編

この 「市民が見た世界のコロナショック」シリーズって、毎回、見応えあるのだけど、今回はさらによかった。

コロナで影響を受けている世界の人々の生の声をそのまま伝えている。

これを見ていると、自分の置かれた世界の狭さとか、世界の多様性とか、立場による違いとか、勉強になる。

想像力の筋トレ。

 

今回は1月~2月編なので、第3波とワクチンってとこかな。

BS1スペシャル 「市民が見た世界のコロナショック 1月~2月編」

www.nhk.jp

「市民が見た世界のコロナショック 1月〜2月編」
世界の市民はコロナ禍をどう生きているのか。変異株に揺れるイギリス、ワクチンへの不信が広がるニューヨーク、感染をコントロールする台湾や、オランダ、ハワイから。

コロナ禍に生きる市民たちの自撮り映像で、世界各国の状況をつづるシリーズ。変異株という新たな脅威の中、各地でワクチン接種が進んでいる。一方、長引くロックダウンに不満が渦巻く。今回は、変異株がまん延するイギリスの医療従事者や、ワクチンへの不信の広がりと戦うニューヨークの牧師のほか、ロックダウン反対の暴動が起きたオランダ、観光客激減で治安が悪化するハワイ、感染のコントロールに成功している台湾から報告。

 

ニューヨーク

牧師さんがワクチンを打つかどうかについて悩み、医療専門家に直接聞きに行く。そして人々にワクチンを打つように勧めるが、その間に感染してしまう。

これだけコロナで死者が増えているにも関わらず、ニューヨークの人々はワクチンに懐疑的。できるのが早すぎる。長期の副作用が心配。とか批判になっていない。人は感情の生き物ということを痛感。論理ではないんだな。

 

台湾

春節のために日本から台湾に帰国した若い女性。台湾の徹底した封じ込め政策のため、2週間の自宅部屋監禁とさらに1週間の行動制限を乗り越え春節を家族と迎える。

徹底した封じ込め政策の厳しさに驚くとともに、町なかでは普通に人々が行動している。さすが台湾。オードリータン。SARSを経験した安全保障上に問題を抱えた小さな国ならでは。政府は情報を徹底的に出している。これは一つの正解。ホテルから抜け出す人が多い日本では無理だろうな。

自宅部屋監禁中に家族に頼んで、iPhone12を買いに行ってもらうのは、なんかリアル。退屈で仕方ない中、数少ない楽しみ。

調べてみると台湾の今までの感染者数は900人で死者9人!こりゃすごい。

 

オランダ

ロックダウンに加え夜間外出禁止令が出され、国民が、その効果に疑いを持ち、暴動が起きた。専門家は政治家が判断すべきと言い、政治家は専門家が言っているからと言っている。

オランダのような政治的に先進している平和な国ですらこんなことになるんだと驚き。人々は政府を信用していない。

台湾の状況と正反対。

日本はオランダより遥かにまし。感染者数は少ないし、外出禁止令もないし、暴動も起きていない。日本はよくやっている気がするけど、誰もそんなこと言わないよね。批判はするけど。

 

再放送予定ないけど、オンデマンドあります。

www.nhk-ondemand.jp