私が毎日、欠かさずに読んでいるブログが2つあります。
一つは先日も紹介した
もう一つは
です。
お二人ともに、毎日、記事を書かれている先輩として心から尊敬しています。
この記事は1週間前に読んだものなのですが、不思議と私の心の中に残り続けているものなので、分解してみたいと思います。
ブログ主の広尾さんは、数々のメディアに記事を書いておられるプロの書き手です。著書もいくつかあります。プロ野球に非常に詳しく、おそらくどの解説者よりも面白い話を書いておられます。
しかし広尾さんは、記者クラブには入れないので、選手のそばでの取材ができません。
野球の記録で話したい : プロ野球と情報統制について|野球報道
誰よりも野球に詳しく愛しているのに、選手のそばに行って取材ができないのです。
もし取材ができれば、誰よりも鋭い質問をぶつけて、もっと面白い記事を量産すると思います。
でもできない。
本人もファンも望んでいるのに。
選手は聞かれたくないことまで聞かれるかもしれないので嫌かもしれませんが。
悪しき日本の談合組織です。海外にはこんなのありません。
記者クラブでは、ほとんど苦労せずに選手にコメントをもらって、そのまま記事を書いてます。
だからマスコミスポーツ記事ってほんとにつまんない。
「最後にファンの皆さんに一言」はバカのひとつ覚えですね。
だから日本大手マスコミの記者が海外で時と場合をわきまえない質問して、失笑されています。彼らは会社員なので、会社都合で配置転換、転勤が起こります。そして昨日まで野球にいたのに、翌日からは事件現場に行ったりします。だから仕方ないんですよね。
そういえば村上春樹さんも懇意にしている編集者が突然、いなくなったりすることがあって本当に困るって言ってました。海外ではありえない。もしかしたら国家的損失に繋がりかねない出来事。
誰のためにもなってないんだから記者クラブやめれば?
それかオープンにするか?