幸せなことだけをして生きていきたい

日常で考えたことを、「14歳の私」に伝えたいコトを書いています。もっと失敗しろよ。

私はきっと才能や名声やお金を捨てることができない。 ないんだけどね。

シャリースはデビューから知っていて、圧倒的なヴォーカルが好きでした。

 

これ見てください。天地がひっくり返ります。

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ピアノはデビッド・フォスターですね。

 

当時は日本でも人気が高かったと思います。

 

そして、このドキュメンタリーを見て、またまたびっくりしました。

「ジェイクとシャリース〜僕は歌姫だった〜」
アメリカ国際フィルム・ビデオ祭「ドキュメンタリー・社会問題部門」金賞受賞。トランスジェンダー男性であることを公表したフィリピンの大スター。彼の再出発を見つめる。

フィリピンの貧しい家庭からアメリカンドリームをつかんだ少女シャリース・ペンペンコ。アジア人アーティストで初めてとなるビルボード・アルバムトップ10入りから7年後、自らの性自認が“男”であること、つまりトランスジェンダー男性だと公表。「ジェイク・ザイラス」と名前を改め、シャリースとしての名声も高い声も捨てての再出発。彼の人生と新しい挑戦を追いながら、自分の声を見つけるまでの等身大の姿を追いかける。

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ジェイクは、自分を隠して生きることに耐えられなくなり、自殺未遂をした後、シャリースの歌声を捨てました。彼にとって大事なのは、あの歌声や名声やお金ではなくて、自分自身でいられること。

 

私は(というか、デビッド・フォスターやシャリースファンの多くの人、そうでない人も)、あの歌声を捨てるのはもったいない。と感じたと思うんです。

 

私ならどうするだろう?私はより才能や名声やお金に執着するタイプなので、才能や名声やお金を本当に捨てることができないんじゃないかな?自分を偽り続けることはできないのか?をまず考えてしまう。

 

そう考えると、もしかしたら世の中には、才能や名声やお金のために、自分を偽って生きている人が、私が思っているより多くいるのかもしれないよね。

そもそも周囲との摩擦を考えて隠している人も多い。

 

アーチストだけじゃない。スポーツ選手とか、タレントさん、身近なところにも。

 

私にはマイノリティに対する想像力が絶対的に足りないな。