YOASOBIの群青って大好きです。
この世界観すばらしい。
YOASOBIってインタビューで、小説を元に曲を作ってるって言ってました。
そうするとその状況設定を元ネタにまかせてしまえるから、歌詞の中で余計な状況説明をしなくてもいい。とのこと。いきなりストーリーから始められる。
なるほど。これはすごい発明だ。
余計な説明が歌詞を台無しにしてしまうことがあるかもしれない。
私はこのことを十分に知っていました。
私は、読書家ですが、漫画はほとんど読みません。
この作品を除いて。
知り合いに勧められて読んでました。
この1年間で読んだ唯一の漫画です。
ブルーピリオド
絵を書くのが好きっていうことに気がついた高校生が、芸大に入学するっていう話。
まさにブルーピリオド、青春の一部の貴重な時間。
先日、何気なくテレビを見ていると、
「YOASOBIの群青の元ネタはブルーピリオド」
っていうのをやってたんです。
私はびっくりしてしまいました。
どちらの作品もよーーーく知っている。
YOASOBIが小説を元に曲を作っていること。
群青の歌詞は、青春の焦る気持ちに溢れていて、「渋谷の街に朝が来る」、「何枚でも自信がないから描いてきたんだよ」など、完全にブルーピリオドと同じ。
そしてブルーピリオドは、私がこの1年間で読んだ唯一の漫画。
これだけのヒントが私の周りに散りばめられていたのに、私はそれに気が付かなかった。
いつもぼんやりと生きているのでしょうがないんですが、自分がすごく好きなものなだけに気がついていたかったな。
あらためて自分の間抜けさにあきれてしまいました。
これじゃ、自分の車と勘違いして、人の車を開けようとするのは仕方ない。