幸せなことだけをして生きていきたい

日常で考えたことを、「14歳の私」に伝えたいコトを書いています。もっと失敗しろよ。

おやときどきこども2

昨日の続きです。

 

 

 

私には判官びいきの傾向があります。

上司よりは部下に親和性が高い。

だから「親が悪い。子どもは悪くない」という理論は、私にとっては心地よいものでした。

 

この本に出てくる子どもは問題を抱えていますが、ほとんどの場合、親が原因であるというふうに書かれています。もともと問題のある子どもなんていないように思えます。子どもには問題はないけど、親に問題がある。

 

逆説的ですが、そういう子どもがやがて親になっていくわけで、問題のないはずの子どもが、どうして問題のある親になっていくのでしょう。多少は親の影響があると思いますが。

 

本当に問題のない子どもがいないのでしょうか。

 

冷静で客観的な鋭い観察眼が際立っているために、逆に、疑問がふつふつと湧いてきます。

 

だからといって、この本の価値がないわけではないし、信ぴょう性がないわけでもありません。

 

ただの揚げ足取りなのかもしれません。

私は評論家になっていないだろうか?

 

yoshimor.hatenadiary.jp

 

あまりに素晴らしい作品だけに。