幸せなことだけをして生きていきたい

日常で考えたことを、「14歳の私」に伝えたいコトを書いています。もっと失敗しろよ。

スヌーピー最後のメッセージ

昔、スヌーピーファンの女の子を好きになったことがあります。

彼女はスヌーピーみたいな子で、グッズをたくさん集めてて、車の後席にでっかいスヌーピーが座ってました。

 

アナザーストーリーズ

スヌーピー最後のメッセージ。

www.nhk.jp

 

 

てっきりスヌーピーの物語だと思ってましたが、作者チャールズ・シュルツの一生でした。

 

そのスヌーピーの最後の新聞連載がこれなんだけど

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その前の晩、連載終了を見守るようにシュルツは亡くなったんです。

それってすごくない?

自分の作品の終了とともに一生を終えるって。

多くのクリエーターは、作品終了後に、何もしない老後を過ごして亡くなる。

シュルツの場合、負けず嫌い(これについては後述)と信頼できる有能なアシスタント(シュルツの代わりにほとんどを描ける。実際にこの最終回も彼女の作品)のおかげですね。

シュルツの友人は、スヌーピーが終了したからシュルツが亡くなったんだ。って言ってましたけど。

 

 

シュルツは、子供のころ成績優秀で、飛び級で2学年上がったのですが、そこで体が小さいシュルツはいじめられたそうです。

 

まじか。

 

ここにも飛び級の犠牲者がいた。

以前の「飛び級の犠牲者」の記事はこれ

yoshimor.hatenadiary.jp

 

スヌーピーの物語は、敗者の物語ですね。

いつもうまく行かない。片思いは成就しない。というものなのに。

 

シュルツ自身は、すごい負けず嫌いだったそうで、ゴルフでもアイスホッケーでも負けた日は、怒鳴り散らしていたんだそうです。

なんだよ。パットン投手や杉内投手と同じじゃないか。

baseballstats2011.jp

こういう人が敗者の物語を書くってどゆこと?

 

こういった社会的に適合が難しそうな人に限って、すごい作品を残すことありますね。

サリンジャーとか。

 

スヌーピーで、白血病の女の子の話があるんですが、切なくて忘れられないです。

映画では、子どもたちの声は、はっきり発音されているのに、大人の声は「ふにゃふにゃ」っていう音でした。面白いですね。

子どもの世界では、大人は宇宙人。

私も子どものころ、大人の話って聞こえなかったな。

 

 

いつか行ってみたいリストに、

サンタローザのCharles M. Schulz Museum and Research Center

東京町田のスヌーピーミュージアムを追加しました。