私はかつて短期ですが、海外に住んだ経験があります。
毎日、生き残るのに必死で、あまり深く考えずに過ごしました。
振り返ってみると、あのときの経験は貴重だったので、毎日、日記をつけていればよかったな。と今更ながらに思ってます。
日本で住んでたら経験できない経験を、多くしました。
日本人が、日本でなく海外で生きていくのは大変なことだと思いました。
何よりもパワーが必要です。
日本では何をするにも簡単にできます。
例えば車が壊れたらどうしたらいいのかすぐにわかります。車を買ったディーラーに電話して、指示に従うだけです。
海外ではそうはいきません。まずその故障の原因を、ある程度見抜いて、どこの工場にもっていくのかを決めないといけません。大きなディーラー修理工場に行くか、それとも近くの小さな修理工場に持っていくか。
修理期間によっては代車も必要です。海外で公共交通機関が発達している場所はほとんどありません。
費用やどのくらいの期間で修理が終わるのか。保険が使えるか。など全て交渉が必要になります。ほんとに大変。
しかも費用は、日本の数倍かかる。
当時は、これは言語の問題だと思ってました。
しかしこれを聞いて。こっちが本質だと気づいたんです。voicy.jp
ちきりんさんのように、思考が柔軟で、海外経験もある人でも、海外で暮らせない。
マジョリティーの特権
マジョリティーである事は本当に楽です。社会自体がマジョリティーに特化しています。
そして必然的にマイノリティーにとっては不便になります。
今になって「あの時の辛さはマイノリティーの辛さだったんだ。」とようやく気がついたんです。
今でこそ女性、LGBTを始め、マイノリティーのことに注目されて久しいです。
が、
あのときの辛さが、マイノリティの辛さと理解できない。
そんな私じゃ、マイノリティの理解なんてできるはずがないよね。
所要時間30分