幸せなことだけをして生きていきたい

日常で考えたことを、「14歳の私」に伝えたいコトを書いています。もっと失敗しろよ。

マイノリティの場所で生きること

私はかつて短期ですが、海外に住んだ経験があります。

 

毎日、生き残るのに必死で、あまり深く考えずに過ごしました。

振り返ってみると、あのときの経験は貴重だったので、毎日、日記をつけていればよかったな。と今更ながらに思ってます。

日本で住んでたら経験できない経験を、多くしました。

日本人が、日本でなく海外で生きていくのは大変なことだと思いました。

 

何よりもパワーが必要です。

 

日本では何をするにも簡単にできます。

 

例えば車が壊れたらどうしたらいいのかすぐにわかります。車を買ったディーラーに電話して、指示に従うだけです。

 

海外ではそうはいきません。まずその故障の原因を、ある程度見抜いて、どこの工場にもっていくのかを決めないといけません。大きなディーラー修理工場に行くか、それとも近くの小さな修理工場に持っていくか。

修理期間によっては代車も必要です。海外で公共交通機関が発達している場所はほとんどありません。

費用やどのくらいの期間で修理が終わるのか。保険が使えるか。など全て交渉が必要になります。ほんとに大変。

しかも費用は、日本の数倍かかる。

 

当時は、これは言語の問題だと思ってました。

しかしこれを聞いて。こっちが本質だと気づいたんです。voicy.jp

ちきりんさんのように、思考が柔軟で、海外経験もある人でも、海外で暮らせない。

 

マジョリティーの特権

マジョリティーである事は本当に楽です。社会自体がマジョリティーに特化しています。

そして必然的にマイノリティーにとっては不便になります。

今になって「あの時の辛さはマイノリティーの辛さだったんだ。」とようやく気がついたんです。

 

今でこそ女性、LGBTを始め、マイノリティーのことに注目されて久しいです。

 

が、

 

あのときの辛さが、マイノリティの辛さと理解できない。

そんな私じゃ、マイノリティの理解なんてできるはずがないよね。

 

所要時間30分