幸せなことだけをして生きていきたい

日常で考えたことを、「14歳の私」に伝えたいコトを書いています。もっと失敗しろよ。

ウガンダ ベーシックインカムの実験

ベーシックインカム

については、以前より興味があって、いろいろ考えてました。

yoshimor.hatenadiary.jp

基本的に、このときの考えに変更はないのですが、

今回は壮大な社会実験。

 

ウガンダベーシックインカムの実験
 

www.nhk.jp

 

周辺とは森で隔離されている小さな村、人口は200人足らず。2年間にわたってベーシックインカムの社会実験が行われた。

しかもノーナレ。

どことなくユーモラス。

 

突然、知らない人がやってきて、「お金を配ります。」って。

村人たちは、それを受け取ったら悪いことがあるのか?とか、返す必要は?とか言ってました。

そりゃそうですよね。ベーシックインカム自体、日本でも知っている人、少ないんじゃないかな。

 

ベーシックインカムとは?>
国民に対して政府が最低限の生活を送る為に必要な額の現金を定期的に支給する政策で、国民配当/基本所得保障/最低生活保障と呼ばれる場合もあります。

生活保護との違いは、全員に一斉に配るので、誰に配る配らないとかの判断がいらないので、手間、費用が省けることです。

 

村人の中には受け取らない人もいました。

「これは恐ろしい組織の仕業で、受け取ったら殺される。妻には受け取ったら離婚すると言った」とのこと。

でも数カ月後、誰も死んでないから、受け取ることにした。

こういうのリアルですよね。受け取らない人が出てくるって実験しないとわからない。

 

村はどんどん豊かになっていきます。

一方で、お金の使いみちで家族内での争いが増えてきます。

これは意外な出来事でした。

 

も一つ、意外だったのは、お酒にお金を使ってしまう人が少なかったことです。

私は、これがベーシックインカムの弱点だと思ってます。

生活のためではなく、ギャンブルや酒、麻薬、などに使ってしまう人がいるはず。

でも今回は、ほとんどいませんでした。

 

小さな村なので、相互監視が厳しいのかもしれません。

大きな社会との違い。

みんながお金の使い方を話し合うようになりました。

 

2年後、投資、貯蓄、衣服、食料、教育費が増えていました。

実験としては大成功に思えます。

 

この研究結果は、きっと発表されているはず。

調べてみよ。