大塚国際美術館に再び行ってきました。
たくさんの絵画を楽しんだのだけれど、今回は前回と違う感想を持ったので記録しておきます。
まず。
前回の記事にも書いたのだけれど。
どうしてこんなすごいもの作ったんだろう?
ってことです。
税金対策ってことはあるんだろうけど、それでもすごすぎ。
なんて考えてたら、
創業者の言葉
を館内で見つけました。
これによると、
フルシチョフのお墓に写真があったのですが、色あせていた。陶板(タイル)に写真を焼き付けると数千年もつんじゃないか。と考えたとありました。
数千年後に伝えようって思うのすごくないですか?
明日もままならぬ身には、とほうもないことです。
そして数千点の名画レプリカを作った。
今回、記事を書くに当たっていろいろ調べてたのですが、所詮レプリカ!って言う人が多いことに気が付きました。
そりゃそうかもしれない。
本物にまさるものはないと思います。
でもね。
数点の名画がある小さな美術館もいいと思うけど、
数千点の名画レプリカのある巨大美術館にもすごく価値があると思うんです。
そもそも私には真贋を見極める眼力もないですし。
ヨーロッパ中の美術コレクションを集めたようなものです。
全部、見ようとしたら何ヶ月も何十万円もかかるし、人混みもかき分けないといけない。
それが日本で数千円で、並ばず、目の前で見れるんです。
ルーブルのモナリザは人だかりで遠くから人の頭越しに写真を撮ったな。
遠くから一瞬チラ見する本物。
じっくり目の前でほとんど本物のレプリカ見れるんですよ。
私にはこれで十分。
あとも一つ。気づいたこと。
美術館スタッフが素晴らしい。
誇りを持って働いているように思いました。
鳴門では大塚国際美術館に勤務することはステータスなのかな?
キビキビした警備員やスタッフの態度には感心させられました。