美術館に行ってきました。
福田美術館
場所は京都嵐山渡月橋のすぐそば。
前に行った時は、観光客だらけで、どこにも行けなかったけど、程よく空いてました。
こんないい場所に、現代アート傑作のような建物。
これを見るだけでも価値あります。
どんな人が作ったのか?と興味深々だったのですが、特別展のせいか、建物のどこにも美術館自身の説明を見つけられませんでした。
なので、帰宅してからHPを見てみました。
京都で起業された個人が作られたもののようです。
大塚国際美術館と同じだ!
すごいな。
美術館を作れるんだったら、金持ちになってやってもいい!(なれないけど)
やってた特別展はこれ。
伊藤若冲ですね。
私のステテコも若冲です。ふふふ。
この時代の絵師たちの絵柄は似ているのですが、個人によって微妙に違います。
それぞれが影響しあっていることと、その中で自分の個性を出そうとしていることに気が付きます。
「蕪に双鶏図(かぶにそうけいず)」
よく見るとめちゃくちゃ丁寧に書かれていて、眼がチカチカするくらい。
楽しんで書いたんだろうな。
「群鶏図押絵貼屏風(ぐんけいずおしえばりびょうぶ)」
これ82歳!のときの作品。
若冲は84歳で亡くなってました。なんと長生き!
大きな作品です。集大成ということでしょうか。
江戸時代って、ガラパゴスで、平和だから固有の文化が発展したんだろな。
だからこそ研ぎ澄まされていたのかも。
戦国時代に絵を書いて過ごせる人はいないはず。
ふらっと立ち寄ったにしては、思わぬ収穫でした。
これは2021年10月10日(日)まで開催予定です。