幸せなことだけをして生きていきたい

日常で考えたことを、「14歳の私」に伝えたいコトを書いています。もっと失敗しろよ。

ふらっと立ち寄ったにしては、思わぬ収穫 福田美術館

美術館に行ってきました。

 

福田美術館

fukuda-art-museum.jp

 

場所は京都嵐山渡月橋のすぐそば。

前に行った時は、観光客だらけで、どこにも行けなかったけど、程よく空いてました。

 

こんないい場所に、現代アート傑作のような建物。

これを見るだけでも価値あります。

どんな人が作ったのか?と興味深々だったのですが、特別展のせいか、建物のどこにも美術館自身の説明を見つけられませんでした。

 

なので、帰宅してからHPを見てみました。

京都で起業された個人が作られたもののようです。

大塚国際美術館と同じだ!

yoshimor.hatenadiary.jp

すごいな。

美術館を作れるんだったら、金持ちになってやってもいい!(なれないけど)

 

やってた特別展はこれ。

fukuda-art-museum.jp

伊藤若冲ですね。

私のステテコも若冲です。ふふふ。

 

この時代の絵師たちの絵柄は似ているのですが、個人によって微妙に違います。

それぞれが影響しあっていることと、その中で自分の個性を出そうとしていることに気が付きます。

 

 

「蕪に双鶏図(かぶにそうけいず)」

よく見るとめちゃくちゃ丁寧に書かれていて、眼がチカチカするくらい。

楽しんで書いたんだろうな。

 

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「群鶏図押絵貼屏風(ぐんけいずおしえばりびょうぶ)」

これ82歳!のときの作品。

若冲は84歳で亡くなってました。なんと長生き!

大きな作品です。集大成ということでしょうか。

 

江戸時代って、ガラパゴスで、平和だから固有の文化が発展したんだろな。

だからこそ研ぎ澄まされていたのかも。

戦国時代に絵を書いて過ごせる人はいないはず。

 

ふらっと立ち寄ったにしては、思わぬ収穫でした。

 

これは2021年10月10日(日)まで開催予定です。