幸せなことだけをして生きていきたい

日常で考えたことを、「14歳の私」に伝えたいコトを書いています。もっと失敗しろよ。

9/11に9.11について考えてみた

NHK BSで9.11特集

再放送あります。BS世界のドキュメンタリー▽グラウンドゼロからの脱出9.11生死分けたもの 再放送    (NHKBS1) 9月23日(木) 午前10:05~午前10:50(45分)

 

9.11ペンタゴンでの真実

ペンタゴンって、川と線路に挟まれたいびつな狭い土地に作られたんで、あんな奇妙な五角形の建物になったんだそうです。初めて知った。

 

再放送あります。BS世界のドキュメンタリー「9.11の子どもたち」 再放送    (NHKBS1) 9月23日(木)午前11:00~午前11:45(45分)

 

 

9.11でアメリカは大きく変わったというのが、全てのドキュメンタリーに通じる。

それまで傲慢だったアメリカは、必要以上に臆病になって人種差別などの問題を長引かせている。

最初の2つは、善良な市民が理不尽なテロに翻弄されたというもの。

 

一番、面白かったのは最後の「9.11の子どもたち」

テロを直接受けた人たちではないのですが、間接的に9.11に影響されている多くのアメリカ人の現実。

 

あの日、あなたはどこで何をしていましたか?

 

私は地元から遠く離れたところにいて、自分自身のことで精一杯で、遠くのテロの話なんて全く興味がなかった。毎日、生きていくのに必死だった。

 

16人の小学2年生たちは、ブッシュ大統領(当時)の目の前にいました。

貧困地区の小学校が、画期的な読書プログラムを導入したので、大統領視察に至ったわけです。

ある子どもは、TVに映るということで、ヘアカットして当日を楽しみにしていました。

ご機嫌で授業参観に現れた大統領は、側近の耳打ちの後、表情が一変。目つきはうつろになり、心はここにあらず。みるみるうちに顔が赤くなっていきました。この時、WTCのテロが報告されたのです。

それから20年、16人の子供たちはすでに20代後半。

一人は、学生時代スポーツで目覚ましい功績を得るも、その後、周囲の影響で身を崩し犯罪を犯し、裁判で服役を告げられた。

一人は、ビジネスで成功し、メルセデスを乗り回す。

そして同窓会が開かれた。

 

すごいリアル。

貧困層なんで全員黒人。でも成功した人もいて、身を崩している人もいる。

ほぼ全員が厳しくなった人種差別を経験している。

中には、弟が警官に銃で打たれ瀕死の重傷になったりしている。

 

あの朗らかで自信満々で傲慢だったアメリカは、いなくなってしまった。逆に怯えている。そしてその後のポピュリズムに繋がる。