幸せなことだけをして生きていきたい

日常で考えたことを、「14歳の私」に伝えたいコトを書いています。もっと失敗しろよ。

ドキュメンタリーの新しいカタチ 「私の欠片(かけら)と、東京の断片」

再放送あります。

NHKEテレ 9月23日(木)午前0:00~午前1:00(60分)    

私の欠片(かけら)と、東京の断片

 


ETV特集 ってノーナレ(ナレーションなし)なんですよね。

ドキュメンタリーの新しいカタチに挑戦している。

NHKさん、頑張ってるな。

 


150人が語り、150人が聞いた膨大な東京の断片。社会学者で芥川賞候補にもなった岸政彦が編集する「東京の生活史」は、東京で暮らす個人の人生がそのまま、不思議な重力を伴って蓄積されていく。故郷・沖縄から出てきた日々を語る父。客から身を守るコツを語る風俗嬢。父の死に際に見た花火を語る女性。150人の“私のかけら”が交錯して、偶然と必然のあいだから新しい“ふつう”の東京が浮かび上がる。 

 

多くの普通の人のインタビューです。

淡々とインタビュー映像が流れて行きます。

それぞれが普通だからこそ、胸を静かに打ちます。

 

東京だったら私一人くらい生きていける…って、田舎での息苦しさから開放された自由さを満喫する人の重い一言です。

 

普通のどこにでもいる女の子が、風俗で働いてて、なんとなく昔から風俗で働くだろうなって思ってたとか。風俗嬢同士のつながりは希薄とか。悪い客からの逃げ方とか。多くの客がどうして風俗で働いているの?って聞くとか。

すごくリアルです。そして男性客の矛盾。ずるさ。が透けて見えます。

 

沖縄から出てきた多くの若者は沖縄に戻っていく。

淡々と切なさが滲みます。何も変わってない。

 

小泉今日子さんの朗読です。インタビュー回答をそのまま読んでます。ナレーションではありません。すごくよかった。

いいドキュメンタリーでした。

ありがとうございました。

 

 

これ買おうかな。悩む。

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こんなに高いのに。