最近、私が考えていたことが、見事に言語化されていたので、びっくりしました。
ちきりん さんのボイシー
今なら無料で聞けるのでおすすめ。そのうちに有料になるので急いで。
「ちきりんさんは、優しい」と言われるけど、人間的に優しくはなくて、その人の背景とかが見えるから。
ということ。
それに似たことを、ずーっと考えていたのです。
社会にはいろんな人がいるし、いろんな事情がある。
世のコメンテーターさんのように、一刀両断でバサッと斬りつけるのは、かっこいいけど、世の中、あなたが考えているより、少しだけ複雑かもしれないよ。
ってことを教えてくれるのが、こういったドキュメンタリーやセミナーなんですよね。
ちきりんさんが言いたかったことは、
「優しさは知識」
だということだと思うのです。
きっとちきりんさんは、私は優しくない。知っているだけ。と言うと思いますが。
私が、自然科学的なドキュメンタリーより、社会派ドキュメンタリーのほうを好んでいるのは、こういう理由からかもしれません。
昨日の私の記事は、中国の辺境の人々のことでした。
私は、中国という国を知っていますし、貧富の差が広がっていることも知っています。
でも辺境の地に暮らす人々が何を思って生きているか?なんて私の想像のはるか向こう。
まさかゴンドラに人生をかけている人がいるなんて。
あの動乱の香港が憧れの地なんて。
これを見るまでは、全く知らなかった。
自分が知らないことを知ると、自分が知っていることの少なさに呆然とします。
だから少しだけ謙虚になれるし、人の話を聞こうと思います。
知ると、少し優しくなれる。
あらためてちきりんさんの凄さを思い知りました。