幸せなことだけをして生きていきたい

日常で考えたことを、「14歳の私」に伝えたいコトを書いています。もっと失敗しろよ。

「木炭発電しないのは俺以外、みんなバカだから」という意見

昼休み、部長と雑談してました。

 

部「また北朝鮮がミサイル発射したな。」

私「らしいですね。」

部「そもそも日本海側に原発がたくさんあるのが問題なんだよ。」

私「? どうゆーことですか?」

部「原発にミサイル当てられたら終わりだろ。」

私「えっつ?太平洋側に全部移動したらいいんですか?ミサイル射程距離内の移動ですけど」

部「いや、そもそも原発をなくすべきだ。」

私「SDGsが意識されている時代に化石燃料に戻るんですか?」

部「化石燃料じゃない。木炭だよ。」

私「火鉢ですね。木炭ってCO2出ないんですか?」

部「木炭は成長した木から作るだろ。木はCO2を吸収する。だからトントン。持続可能な社会。トラウデンもびっくり。究極のSDGsだよ。」

私「でも木炭発電なんて聞いたことがありません。どうして誰も木炭発電してないんですか?」

部「俺以外、みんなバカだから。」

私「私も含まれてますね。」

 

さすが部長。ワンダー理論です。

そもそも理系でこだわりの職人気質。抽象度低め、頑固一徹。それが団塊男子。

yoshimor.hatenadiary.jp

 

 

でもこの話、俄然、興味が出てきたので、調べてみました。

 

木そのものを燃やすより木炭を作ってエネルギーにするほうがCO2排出が多くなるようです。しかもCO2吸収量より排出量のほうが結局多くなるようです。そしてそもそも木は燃料としての価値が低いとされてます。扱いづらい。重いし、山奥にある。運び出すの大変。燃やすとゴミが出る。間伐材問題など、捨てられる木の扱いに困っているようです。

ちなみに諸説あり。

 

木は重いし山奥にあるので、海外輸入に負けている。と考えると石油やガスってほんと使い勝手が良い。パイプライン移動は簡単だし、エネルギー効率も高そう。CO2出るけどゴミ出ない。そりゃ遠くから運んでくるだけの価値があるってこと。

 

そういえば鹿などの害獣も同じ問題がある。

山奥にいるので殺した後が問題。持って帰る手段がないので、ほとんどが山奥で放置されてしまう。

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部長が考えるほど世の中は単純ではない。

でも考えるいい機会になりましたので、よし。感謝。