先日、部下の御曹司が私のところに相談に来ました。
御「意見を聞かせてください。ふぇでらおさんならきっとこう言うだろうなと予想はあるんです。」
私「じゃ聞くな」
御「そんなこと言わないでくださいよ。例の件ですけど、A案かB案、どっちがいいと思います?」
私「いつもなら無難なBだけど、先方はあえて大変なA案で行きたいんだろ。じゃAでいいじゃん」
御「えっつ?!Bって言うと思ってました。ふぇでらおさん、プーチンのように中身入れ替わりました?」
私「何言ってんだ?覚悟決めてAで行けよ」
御「わっかりましたー」
後で振り返っても私の決断に変わりないと思います。でもよーーーく冷静に考えてみると、御曹司の最初の言葉「ふぇでらおさんならきっとこう言うだろうな」というのがアンカーになっている気がします。
私は、ひねくれてます。いわゆる天の邪鬼。上司に逆らうし、部下には甘い。会議では議論が深まるように立ち位置を変化させます。関連記事は下記
それをふまえて、
御曹司はほんとはA案で行きたかったけど、B案推しの私に反対されることを考えて、あえて「ふぇでらおさんならきっとこう言うだろうな」と言うことで、ひねくれてる私に、A案を選ばせたんじゃねーの? 御曹司の作戦勝ち。
完全に踊らされた。
御曹司のヤロー。覚えてろよー。こういったことはいつまでも忘れねーからな。蛇のような性格の私を怒らせると怖いぞー。
で、
後日。
私「御曹司。お前、もともとA案推しだったよなー?」
御「違いますよ。A案、どう考えても大変じゃないですか。僕もB案推しだったんですよ。でもいつも無難なふぇでらおさんがA案選んだんで、覚悟が決まりました。」
うーーーーん。
こいつめっちゃ天才なのか、天然なのか、よくわからんぞ。
とりあえず、私の攻略法は簡単です。
この方法で仕留められます。