宮里藍さんの講演会に行ってきました。
松山選手の記事でも書いたのですが、
ゴルフって、メンタルスポーツなので、一線で長い間、戦い続けるのはキツイと思います。
宮里さんは、ドライバーイップスで苦しんだことを話されていました。
その対策は、メンタルトレーニングです。
不調の時は、話すのも歩くのもプレイも速くなるそうです。
そしてその事に気づくこと。元に戻すこと。そういった自分の弱点を言語化すること。を話されていました。
具体的には3つのBoxを分けるそうです。
1 Think Box
2 Play Box
3 Memory Box
まずどんなショットを打つか想像するのが1。次にアドレスに入る行動は2です。2は短ければ短いほどよくて、宮里さんの場合は9秒なんだそうです。迷った時は1に戻ってやり直しです。そういう時はミスショットが多いそうです。3は成功体験を噛みしめる。感情とプレイを完全に分けて分析、反省するところです。
この話を聞いて、私がゴルフの際にやっていたことがまんざら間違ってないことに気が付きました。
私は緊張シイなので、緊張しないように普段から心がけていることがあります。
1,できるだけ話すこと。2,考えないこと。
なので、しびれるパットの時は、べらべら話しながら(マナー違反)、構えた瞬間に打ってました。そのほうが結果が良かった。
さらに宮里さんが緊張した時の対策ですが、
まず自分が緊張していることを認める。そして次に関係のない具体的な行動をする。例えば、宮里さんの場合、緊張すると食べなくなるそうですが、そこをあえて食べるようにするそうです。行動することで考える時間を減らすそうです。某有名選手は待っている間、ナンプレをしていたそうです。
たしかに。
私にも見覚えがあります。コンペで知り合いが素晴らしいプレゼンをした後、私のプレゼンがむちゃくちゃになったことがあります。なぜか知り合いのパフォーマンスが自分に強く影響するのです。たぶん、実力以上のパフォーマンスを出そうとする気持ちがだめなんだと思います。なので他人のプレイは見ないというのが正解。
他に引退を決意したときの、ちょっとしたスピリチュアルな体験の話をされていました。
いろいろ勉強になりました。
ほんとゴルフって大変なスポーツですね。
できる気がしない。
仕事で十分メンタル削られているので、プライベートではメンタルの厳しいことはしたくないです。