清末期はアヘン戦争で印象が悪いけど、最盛期は世界のGDPの1/3を占めているような世界帝国だったんだ!
清朝秘宝 100年の流転
だから清には世界中の財宝が山のようにあった。
でも末期は衰退し、ラストエンペラー・溥儀は政権奪還のために、それらを売り払い、欧米日など列強が財宝を強奪し、世界中に散逸した。
驚いたのは、イギリスの慈善団体点で100円で売られてた皿が中国で数億円の値がついてた!
もし、実家に中国製陶器があったら、捨てたらだめだよ。すごい価値があるものかもしれないから。でもどこに持ってけばいいんだろ?
清末期に地に落ちた中国が100年経って、ようやく経済的に復活し、かつての国宝を持ち帰れるようになったということ。
こうして考えると、国力、経済力ってほんと大切。無ければお宝を安く買い叩かれるしかない。
そういや、数十年前、日本も散逸した仏像なんかを取り戻す運動してたな。でもボストン美術館にある浮世絵は返してもらってない。
よく考えたらルーブルにあるほとんどの物は、その国に返したら、最近の絵画くらいしか残らないんじゃないの?
こういうものって、誰のもの?ってよく思う。
持っている国は、その国にあったら保存できなかったから、こちらで保存してました理論だけど、今どき、それ通用するのかな?