ウクライナIT戦争についての2つのドキュメンタリーがよかったので感想を書いておきます。
一つはこれ
クロ現って、武田さんから交代してパワー落ちてるなと思ってたけど、桑子さんになって一気に盛り返してきた。これBSだけってすごくもったいない。ぜひとも地上波でも放送してほしい。
今回もいい線ついてます。
今回の戦争ではロシアもウクライナもIT戦争をしている。
専門家の話によると、ロシアはクリミア侵攻時のIT戦争をうまくやったけど、今回は思ったほど進歩しておらず、ウクライナが十分な対策ができている。とのこと。
そしてウクライナは、世界中に協力を呼びかけて対抗。世界中の市民ハッカーなど約25万人が“参加”し、中には日本人もいるそうだ。
これは、びっくりしました。
ITの破壊力ってすごいのは、みんな知っている。
この猛暑の中、IT攻撃で電力が停まったら、相当数の死者が出るのは間違いない。
つまり殺人になる可能性があることをしているハッカーが日本にも、世界中にもたくさんいるってことなんだよね。
インタビューを受けてた日本人ハッカーは戦争が終わるまで続けるって言ってたけど、やっていることの意味がわかっているのかな?
日本人の多くは戦争反対じゃなかったっけ?ITならOK?でも死者でるよ。
ロシアが許せない。と思う気持ちはわかるけど、じゃロシア人は殺されても仕方ないのかな?普通の市民だよね。
正義感だけで暴走するのって、秋葉原や相模原の事件と同じじゃないの?やっていいことと悪いことがあると思う。
も一つはこれ。
再放送あります。
BS1スペシャル「デジタル・ウクライナ:衛星が変えた戦争」 NHKBS1 7月5日(火)午後1:00~
戦い方が大きく変わった。
相手が何をしようとしているのかが人工衛星ですべて見通せる。
戦闘機を用意しているところ、戦車が移動しているところ。軍艦がどこにいるのか。
全部、対策が可能で、ドローンで攻撃もできる。
そして戦争犯罪の証拠を押さえることができる。
でも一方でいいことばかりではない。ウクライナがITで進化しているということは、ロシアも同じように進化しているということ。
戦争は変化したけど、本質は全然変化していないんだよね。