新年早々、激しく心を揺さぶられた番組でした。
再放送あります
BS1スペシャル“パンドラの箱”が開くとき 文化財返還 ヨーロッパの最前線 NHKBS1
1月8日(日)
午前9:50~
アフリカの王族がドイツの博物館で150年間失っていた神物を見た瞬間に、自然に全員で祈りの歌を歌い始めた。
なんだかジーンとしてしまいました。
アフリカの文化財の90%は、アフリカ外にあるそうです。それってどうなの?
植民地から奪ってきた文化財なんだから、返還するのがいいに決まっている。と思い込んでいたのですけど、なかなか事情は複雑です。
パンドラの箱、タブーということで、一度、返還し始めると際限がなくなる。そもそも現地では貴重な文化財は管理できない。(実際、できていない)
そういえば国が豊かになれば買い戻すという手がある。
でもこれでは筋が通っていない。盗んだものなんだから、ただで戻せよってこと。
フランスのマクロン大統領の返還演説で一気に火がついて、ドイツなどが先を争って返還し始めているそうです。
なんかSDGsのクリーンな流行りみたいでヤダな。ウクライナ戦争一発で揺り戻されそうな軽いノリ。
ドイツで新しい博物館建設が計画されたのですが、植民地時代の礼賛ではないのか。と国民が反対して断念されたそうです。
こういうのが大切だ。
どこも頭の固い人たちと戦っている。
みんなやっているから。。。というのは思考停止。自分の頭を使って考えよう。 https://t.co/FOcOrYhWOx
— ふぇでらお federao (@ymcf6) 2017年10月6日