幸せなことだけをして生きていきたい

日常で考えたことを、「14歳の私」に伝えたいコトを書いています。もっと失敗しろよ。

他人の気持ちになって行動しろ!って言う人に限って理解してない問題

先日、「他人の気持ちになることは本当に難しいなあ。」と二度続けて思ったので、反省を込めて書きます。

 

1つめ

 

仕事の話。

新しいシステムを入れました。

全部の仕事には取り入れられないのですが、条件が合えばこれを取り入れることで、納期が半分に短縮し、コストも半分位なります。

担当部も営業も顧客も全員が喜んでいるのですが、システムトラブル解決部の担当と話をしていたところ、全く違う意見を持っていてびっくりしました。

 

私「これで仕事がかなり楽になってきたでしょ」

担「いやあ。われわれの一番、やりがいのある仕事が減ってしまって、楽なのはいいけど、正直、誰でもできる仕事になっちゃいましたよ。」

 

今でも彼らを頼りにしていますし、彼らでしか解決できないトラブルもたくさんあります。すべての案件を最新システムで対応することはできないですし、残り半分は今まで通りなんだけど、彼らが最も輝く場面が激減し、モチベーションが下がってしまってます。

その分、より重要な場面で能力を使ってもらえばいいんだけど、やはり仕事が減ったという事実は重いですね。

 

2つめ

 

このドキュメンタリーを見ました。

www.nhk.jp

LGBTQについて、政府はあんなだけど、NHKはほんとに頑張っている。

私も日々、積極的に情報を得て、勉強中です。

例えば、クローゼット問題とか。

yoshimor.hatenadiary.jp

 

けど、今回のドキュメンタリーではっと気付かされることがありました。そんなこと考えもしなかった。

 

このカップルはクローゼット問題も乗り越え、正式に結婚しました。そして二人は子供を持つかどうかについて考え始めます。

 

その時、私の頭の中は完全に養子縁組のことしか思いつかなかったのです。

 

この二人の選択は全く別でした。

何だと思いますか?

少し考えて見てください。

 

 

 

それは自分たちの精子を提供された卵子代理母で、自分たちの子供を作ることなんです。

提供卵子代理母に倫理的な問題など、いろいろあります。それでもそれを乗り越え、二人は、自身の子供たちを作ったのです。そしてさらに増やすことを考えています。

 

ほんとに驚きました。そういうことが現実的に可能であることは頭では理解していたのですが、それがこの問題の解決になるとは思ってもみませんでした。

 

とにかく、私は頭が固い日本の中高年男性です。

それを自覚しつつ様々なマイノリティの方々と日々コミュニケーションし情報を得ておかないと、どこかの政府高官のようになってしまうのでしょう。

 

いあだなあ。