米価格の高騰が止まらない!これからどうなる?私たちにできることは?
最近、スーパーで米の値段を見てびっくりした人、多いんじゃないでしょうか?去年の夏頃、「すぐ供給量が増えて価格は落ち着くはず」って話だったのに、いまだに高騰が続いてますよね。
しかも、一時は棚から米が消える事態に!「え、これって買い占めのせい?」なんて噂もありましたが、どうやら単純な話じゃなさそうです。
NHKの「時論公論」で詳しく解説されていたので、それをもとに米価格の高騰の原因や今後の見通し、私たちができることについてまとめてみました!
米が足りなくなった本当の理由とは?
実は去年、米が不足するような大不作があったわけじゃないんです。それなのに品薄になったのは、農林水産省の需要予測がズレていたことが大きな原因。
もともと農水省の予測では 「去年の主食用米の需要量は681万トン」 でした。ところが、実際は 「702万トン」 に増えていたんです。このズレ、21万トン!これは無視できない数字ですよね。
主な原因は3つ。
- 小麦の値上がりで、相対的に米が安く感じられた
- 訪日外国人が増え、外食産業での米消費が増えた
- 猛暑の影響で精米時に砕ける米が増え、可食部分が減った
さらに、8月に地震や台風が発生し、人々が「非常用に…」と買い込んだことで、さらに品薄に拍車がかかったというわけです。
米の価格、なぜここまで高騰した?
米の価格って、去年まではそこまで大きく動いてなかったんです。ウクライナ侵攻などで小麦が値上がりする中でも、米は安定してました。むしろ「お米の方がお得じゃん!」って感じで、消費が増えたくらい。
でも、ここ数ヶ月で 急激に米の価格が上昇。総務省のデータによると、9月のコシヒカリ(5kg)の価格は 3,285円 で、なんと 去年の同じ月より42%もアップ してるんです!
「急にこんなに上がると家計が…!」と感じる人が多いのも当然ですよね。
備蓄米の放出で買い占めは防げる?
政府は価格高騰への対策として 「備蓄米の放出」 を決定しました。これで一時的には価格が落ち着く可能性がありますが、根本的な解決にはならないかもしれません。
というのも、日本の米政策には 「非主食用米への誘導」 という仕組みがあるからです。
日本では主食用の米を作りすぎると価格が暴落するため、農水省が補助金を出して 「家畜のエサ用」 や 「米粉用」 など、主食以外に回るように誘導してるんですね。その結果、去年は 100万トン以上の米が非主食用に回された ため、主食用の米が品薄になってしまいました。
つまり、根本的な解決には 政策の見直し が必要ということですね。
これから米価格はどうなる?
今後の米価格ですが、しばらく 高値が続く可能性が高い です。
農水省は「2024~2025年の主食用米の需要は674万トン、生産は683万トン」と見ていますが、予測がまたズレる可能性もあります。
しかも、今の政策のままだと 主食用米の供給はギリギリのまま なので、ちょっとした異変(天候や災害など)でまた価格が跳ね上がる可能性があります。
まとめ
今回の米不足&価格高騰は、買い占めが原因ではなく、 農水省の需給予測ミス&非主食用米への誘導 が大きく影響していました。
政府は備蓄米の放出で対応しようとしていますが、長期的には 米政策の見直し が必要です。