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ふるさと納税、地域間格差ってどう思う?

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最近話題の「ふるさと納税」、使ったことありますか?自分の好きな地域を応援しながら、ちょっとお得な返礼品ももらえるって仕組み、聞くだけでもお得感満載ですよね。でも、この制度、地域間格差の問題が指摘されてるって知ってました?

たとえば、観光地や特産品が有名な自治体には寄付が集まりやすいけど、地味な地域や小さな町にはなかなかお金が回ってこない。中には「このままじゃ地方行政が立ち行かなくなる!」なんて声も。これって、その地域の努力不足が原因なの?って意見もあるけど、実際のところはもっと複雑みたいです。


努力不足だけじゃない、構造的な問題も

確かに、地域が自分たちで魅力を発信する努力も必要です。でも、観光地が少なかったり、人口が少ない地域が「頑張れ!」って言われても、現実的には厳しいことも。財政力が弱い自治体は広報活動にお金をかけるのも難しいし、返礼品だって他の地域と競争するには限界がある。

特に返礼品競争が過熱すると、「結局お金持ちが有利な地域だけ得してるんじゃ?」ってなりがち。これって、制度の趣旨である「地方の活性化」からズレてきてるよね、って話。


制度をどう見直す?

このまま放置しても解決しないから、制度の見直しが必要なんじゃないかって声も多いです。たとえば、寄付金の一部を財政が厳しい地域に回す「再配分の仕組み」を強化するとか、返礼品を地元産品に限定するルールをもっと厳しくするとか。

でも、見直しだけで解決するかっていうと、それもまた微妙な話。結局、地域が自分たちで魅力を発信する努力も続けないと、どんな制度でもうまく回らないと思うんです。


地域ができること、国ができること

だから、制度の見直しと同時に、地域もできることをやらなきゃいけないよね。具体的には、SNSを活用して地域の魅力を広げたり、複数の自治体が連携してPRしたり。住民が参加して、アイデアを出し合う仕組みを作るのも面白そう。

一方で、国には制度の公平性を保つ仕掛けをもっとしっかり整えてほしい。寄付金の使い道を透明化するとか、成功事例を共有するプラットフォームを作るとか。


まとめ

ふるさと納税って、やり方次第で地方を活性化できる素晴らしい制度だけど、課題もいっぱい。だからこそ、国と地域が一緒に問題を解決していくのが大事だと思います。

最後に、ふるさと納税をする側の私たちも、ただ返礼品目当てじゃなくて「この地域を応援したい!」って気持ちを少し持つだけで、制度の使い方が変わるかもしれません。次回寄付するときは、自分の応援したい地域について少し調べてみるのもいいかも!