幸せなことだけをして生きていきたい

日常で考えたことを、「14歳の私」に伝えたいコトを書いています。もっと失敗しろよ。

負けず嫌いは悪くない?大人の負けず嫌いとの向き合い方

私は負けず嫌いですが、これは悪いことだと認識していました。下記ブログ参照。

yoshimor.hatenadiary.jp

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でもこれを聞いて、必ずしも悪いことではなかったんだとパラダイムシフトが起こりました。

 

voicy.jp

 

負け続けると当たり前になる?心理的ホメオスタシスの視点

「負けやすい場所にいないことの重要性」という話です。これは「心理的ホメオスタシス(恒常性)」の視点から説明できます。人間は環境に適応しようとする生き物なので、負け続けると「自分は負けるものだ」と無意識に思い込み、それが当たり前になってしまいます。これを「学習性無力感」とも呼び、挑戦する意欲を失う原因になります。

この点で、将棋の藤井聡太さんの成長が興味深い例になります。彼は幼少期に負けて泣きわめいていたと言われていますが、大人になった今では冷静に敗因を分析し、次の対局に活かしています。彼の成長の鍵は「負ける環境」にいたのではなく、「成長できる環境」にいたことにあります。負けても学びの機会として捉え、そこから成長してきたのです。

負けず嫌いを活かすための大人の対応

負けず嫌いを持つこと自体は悪くありません。しかし、それを前面に出しすぎると、人間関係に悪影響を及ぼす可能性があります。そこで、負けず嫌いのエネルギーを内に秘めながら、外では冷静に対応する「大人の負けず嫌い」を意識するとよいでしょう。

1. 外では冷静に、内では闘志を燃やす

感情的に負けを悔しがるのではなく、あくまで淡々と受け止める。ただし、内心では「次は絶対に勝つ」「どうすれば改善できるか」を考えることで、負けず嫌いのエネルギーを成長に変えます。

2. 負けたら「分析モード」に切り替える

負けたときに「悔しい!」と感情的になるだけでなく、「なぜ負けたのか?」を冷静に分析する習慣をつける。これにより、負けを次の成功のステップに変えられます。

3. 「成長できる負け」と「避けるべき負け」を見極める

すべての負けが意味を持つわけではありません。学びが得られる負けは受け入れるべきですが、ただ消耗するだけの負け(不毛な議論や勝ち目のない戦い)は避けるのが賢明です。

4. 周囲との関係性を壊さない

負けず嫌いをあまり露骨に表に出すと、周囲から「意地っ張り」「頑固」と見られがちです。表向きは冷静に振る舞いながら、内面では強い意志を持つことが理想的です。

負けず嫌いを「成長のエネルギー」に変えよう

結局のところ、負けず嫌いは「エネルギーの使い方次第」です。それを感情的にぶつけるのではなく、成長のための原動力として活用することで、より強く、しなやかな生き方ができるはずです。社会生活においても、負けず嫌いの気持ちを上手にコントロールし、表では冷静に、内では燃え続けることで、周囲と調和しながら着実に成果を上げていくことができます。

負けず嫌いなあなたは、どのようにそのエネルギーを活かしますか?