先日、ガイドさんをお願いしたことを書きました。
金額以上の価値がありましたのでご報告します。
ガイドのアーロンさんとは宿泊先のホテルのロビーで夕方18時に待ち合わせました。なんと20分前に来られてました。ホスピタリティが高い。
中国系のシンガポール人。英語と中国語を話すそうです。
まずは夕食。屋台村、ホーカーズというところに連れて行ってくれました。お腹をいっぱいにするのはホスピタリティの基本。さすがです。
食べながら、シンガポールのどこに行ったのか?などを聞かれました。ダブらないように配慮してくれているようです。私達は午前中に国立博物館に行ったことを伝えました。これが最後の行き先に繋がります。
シンガポールの文化や生活の話を伺いました。国民の75%が中国系ですが、多文化を許容するお国柄のために、少数の宗教や国籍の人にも寛容なんだそうです。シンガポールは資源も国土も国民の数も少ないので、他国とどれだけつながるかに賭けているようです。
次に寺院に行きました。寺院にはヒンズー、仏教、イスラム教など各種巡りました。それぞれ中に入れるところは教えてくれました。もちろん入れるところは全部入りました。こんなのガイドさんがいないと絶対体験できません。
これはインドの仏教寺院。中に入ってお祈りしたら寄付を取られました。ははは。
アラブストリート。多国籍の文化を感じます。
ここまで食事も済ませ、いろいろ歩き回ったけど1時間半と効率的。
ここからバスでチャイナタウンに移動。交通カードを貸してくれました。カードを使ってバスに乗り込み現地の人々の通勤ラッシュに紛れました。現地の生活感を感じました。こういうところも歴が長いガイドさんならではです。
チャイナタウンでは春節祭
チャイナタウン寺院では、「騒がしいし、入場料は高いし、必要以上に華美で神聖な雰囲気が損なわれている。商業的過ぎる。」とアーロンさんは嘆いていました。
チャイナタウンの一番安いお土産屋さんに連れてってくれました。
そして定番のマーライオン
さらに最後の最後に連れてってくれたのは、人が全くいない公園。
このモニュメントを見せたいからここまで連れてきたとのこと。
今朝、国立博物館に行って、私達はシンガポールの日本占領時代のことを学びました。そしてシンガポールは二度と占領はされたくない。という思いから、このモニュメントを建て、国立博物館で占領時代の展示をし、多様な文化を許容し、敵国を作らない外交で今まで生き残ってこれたのです。
ほんとに盛りだくさんでした。計4時間はあっという間。十分金額に見合う価値がありました。どこに行っても現地ガイドは使うべきと感じております。
失敗したことは、屋台村の食事と寺院の寄付で現金がそれなり(3000円くらい)に要したこと。ほとんどシンガポールドルを用意していませんでした。
ガイドさんを雇って良かったことは
英語の勉強になります。
短時間で効率的に名所を回ることができます。撮影スポットをすべて網羅。
話から文化を学ぶことができました。医療事情。教育。厳しい法律、ルール。これについては稿を改めます。