幸せなことだけをして生きていきたい

日常で考えたことを、「14歳の私」に伝えたいコトを書いています。もっと失敗しろよ。

武道の聖地、武道館で初めてライブをしたのは誰か知ってますか?

浅井愼平さん と言えばクイズ ヒントでピント。「16分割の鬼」

ちなみに、はらたいらさんは、クイズダービー

よくごっちゃになる。

 

 

浅井愼平ビートルズ

というキーワードが出ていて興味、惹かれました。

 

アナザーストーリーズ 

ザ・ビートルズ来日〜熱狂の103時間〜」
今から55年前の1966年6月29日早朝、ザ・ビートルズ羽田空港に降り立った。日本での滞在はわずか103時間。しかしそれは「事件」だった。日本武道館におよそ5万人が押し寄せ、8000人以上を投入した「国賓」級の警備体制が敷かれた。日本人として唯一密着を許されたカメラマン・浅井愼平、プロモーターの秘書、警視庁の警備担当トップなどさまざまな視点から、ビートルズ来日103時間の熱狂と舞台裏に迫る!

www.nhk.jp

 

アナザーストーリーズ は関係者の各視点から出来事を分析します。

これほんとに勉強になります。

もし見る機会があるのなら、HPであらすじを読んでから内容を想像しながら見て下さい。自分の想像を遥かに超えてます。

他人の身になって考えろ。なんて軽々しく言われてるけど、こういうの見たら、自分の想像力の貧しさが嫌になります。

 

私の想像力を超えていたこと。3つ。

 

1、ビートルズを来日させた。

まずはプロモーター。外タレを呼ぶという事自体、ほとんどなかった時代。一個人が単身でロンドンに飛び、ビートルズ来日を実現させたのは、豪腕。ほんとにすごい。どうやって交渉して勝ち取ったのだろう?

 

2,武道館で初めてロックライブをした

来日は6月、梅雨時期。なのでライブ会場は必然的に屋内。当時ではそんな大きな屋内ライブ会場は武道館以外になかった。でも武道館は武道の聖地。ロックライブを武道館でやったことなくて、ロックライブやるなんてけしからん。という風潮。

しかし来日前年、ビートルズはイギリス女王から勲章を与えられていたので、国賓として扱うことになり、特例として武道館が使用できた。その後、武道の聖地での音楽ライブが普通になる。

これもプロモーターの勝利。ライブ成功には武道館しかない。武道館を使用する理由を考えに考えた結果。

 

3,警視庁が警備を担当

プロモーターは小さな会社。警備もままならない。だから警視庁が警備を担当することに。国賓だから断れなかったのかな。

警視庁担当者が、武道館視察に行くと、周りにいる女子中高生がたくさんいて、「君たちビートルズを見に来るの?」と聞くと、「何があってもステージに駆け上がってキスしたい」と言われ衝撃を受け、警備に対する覚悟が決まった。

当時の新聞に異常な厳戒態勢と書かれていた。結果、厳重警備が功を奏する。

 

現場を見に行くこと自体は普通のことなんだろうけど、それで直接、関係者から聞き込みをして、その雰囲気を感じるってさすが刑事さん。そして周囲の反対を押し切ってのこの決断力は素晴らしすぎる。今の日本にこんなことできる人いるのかな?

 

 

アナザーストーリーズ、最近、放映減っているんだけど、もっとしてほしいな。

応援しております。