モヤっとする違和感~命を繋ぐ友情の真価~
仕事の関係で社会的弱者との関わりが多いので、理解ができている方だと思います。
でも一方で青臭く生真面目な面もあるので、少しきつくあたってしまうこともあります。
この番組を見ました。
再放送
重い腎臓病を患い、余命が迫る男性。青春時代を共に過ごした仲間が立ち上がった。友人が自らドナーとなる異例の臓器移植を決断。渡航先で待ち受けていた衝撃の展開とは。
ラガーマンである彼は腎不全のために人工透析を行っています。週3回3時間ずつ病院で拘束されます。しかも透析直後は体がだるくなったりします。これを逃れるためには腎移植が必要です。当初は海外での移植を希望し、仲間の助けもあり募金を集めて、渡航しました。しかし悪徳業者などの問題があり、一度断念することになりました。募金を集めた手前もあり再びトルコに渡航しましたが、ドナーが見つからず、仲間に頼ることになります。しかしそれもうまく行かず、本人はストレスで食生活も守れず禁煙もできません。
私からすれば、甘えているとしか思えません。
どんなにラグビーですごくても、協力する仲間がいたとしても、謙虚さがなければ、ダメだと思うのです。
友人から腎臓を頂くなら、それなりの礼儀が必要だと思います。
おそらくそういう問題があるせいで、家族ともうまくいってないようです。だから仲間が助けるしかない。
でも一方で、仲間たちは献身的です。「俺の腎臓をやるよ」。という一言はとても重い。
私ならそんなことを友人に言わせないし、そもそも言われないと思う。
浅はかなんだろうか。
私は健康に気を使ってます。週に3日以上ジムに通い、食生活を整え、165cm60kgですので太ってもいません。それでも仲間から腎臓を頂ける資格はないように思います。
違和感だけでなくモヤッとしたものを感じています。
世の中は理論だけではない。私の理解の及ばない大事な何かを感じている人もいるということなのかも知れません。