何度も読んでいる作品。
一方で、ジョン・レノンやロナルド・レーガンの殺人(未遂)犯の愛読書だったり、メル・ギブソン主演作の「陰謀のセオリー」では、この本が鍵になっていたりします。この映画は面白かったおすすめ
さてキャッチャーですが、
ナイーブな少年の内面を紡いでいる作品。という印象だったんですけど、このドキュメンタリーでは、言葉遣いの悪さが問題であることに焦点を当てていて、体制派の反感を買い、発禁に繋がったことを説明していました。
言葉遣い?悪かった?
全然、気が付かなかった。もっとひどいのいっぱいあるし。
当時ではそういうのは珍しかったんだろうな。
ビートルズからインスパイアされた作品が溢れている現代では、ビートルズを聞いても、何も感じられなかったことを思い出しました。
作者の息子のインタビューは驚きました。
世捨て人だったので、家族はいないものだと思いこんでいました。
私としては、ナイーブすぎるキャッチャーよりは、クールなナイン・ストーリーズやフラニーとゾーイのほうが好みです。