「国境なき医師団は“声を上げる”〜人道支援という闘い〜」
初回放送日: 2021年11月9日
大好きなテレビシリーズ。アナザーストーリーズ。
このシリーズ。ほんとにすばらしい。
最近のドキュメンタリーではダントツにいい。
今回は国境なき医師団。
私の認識は駅前で怪しげな募金活動をしている団体。
すみません。よく知らなかったんです。
最初は13人で始まった小さなNGO。
それがノーベル賞を取るまでになったんだ。びっくり。
そういえば私の大好きなドラマシリーズ、ER の主人公カーターもこれに参加していたな。
1、資金不足
活動初期は資金不足に苦しんだ。
カンボジア紛争の際に、デモをすることで、メディアの注目を集めて知名度を上げ、資金を調達できるようになった。宣伝メディア利用は大切。
先立つもの、マネタイズシステムをがないと、いくら立派な理念も続かないし、逆に迷惑になってしまうことがある。傷を広げてしまう。
最も恐ろしいのは無知、無関心。と言う典型。
初期は、現場での意見の食い違いで、殴り合いをしていたらしい。どっかのベンチャーみたいな話だ。
2,援助システム。
援助のノウハウ、経験を持っていたから、阪神大震災で最も早く援助物質を提供できた。これもびっくり。自衛隊よりも早かったんだ。すごいな。
そしてその次に重要なのが医療スタッフ派遣。これもノウハウを知っていたからこそ。ボランティア医療スタッフの仲介を始めていた。政府も医療関係者、よりも早かった。
3,普通の主婦がその後の国境なき医師団の日本代表になった。
グローバルなNGOならでは。名もない人が、その理念に揺り動かされ、活動した。ノーベル賞授賞式に出席されていた。夢のある話だなぁ。
でも最後に出てきた日本の看護師さんはかなり辛そうな感じだった。
経済的にも苦しいだろうし。戦争の現場を実体験するのは過酷なはず。メンタルタフネスが必要な活動なんだな。尊敬。
メンタル弱めの私にはとてもつとまらん。