幸せなことだけをして生きていきたい

日常で考えたことを、「14歳の私」に伝えたいコトを書いています。もっと失敗しろよ。

本 仕事が麻雀で麻雀が仕事  ☆☆☆☆☆

 

仕事が麻雀で麻雀が仕事 (近代麻雀戦術シリーズ)

仕事が麻雀で麻雀が仕事 (近代麻雀戦術シリーズ)

 

 

先日の記事で少し触れた本ですが、読み終わりました。久々のマイ殿堂入り本です。

「1440分の使い方」以来ですので3ヶ月ぶりですね。

 

麻雀本でありながら、生き方、仕事のやり方が学べます。

 

その理由は、御本人も書かれていますが、「麻雀というゲームは人生に似ている」からです。

 

言われてみれば確かに似ているなと私も思いました。

理不尽なことがよくある。結果オーライみたいなこともある。負けないことが大切。などなど。

 

それは私もわかっていたことです。

私はたまにスマホ麻雀ゲームをしたりくらいはしますので、その意味していることはよくわかります。

 

しかしそこからが藤田社長と私の決定的な違いです。

つまりメッシはゴールを決めることができるが、一般人は決められないということですね。

 

それは、

「人生を麻雀というゲームに見立ててること(比喩)で、人生を客観視することができる」

ということです。

 

人生を戦っている当人は熱くなりすぎて、または絶望のあまり、人生の客観視ができません。ところが人生を麻雀に見立てると不思議と客観視できるのです。これぞ「人生はメタファー」です。おそらく「人生は言葉でできている」なんかも同様の意味なのだろうと思います。

 

私は村上春樹さんが大好きで、作品の中によく出てくる「メタファー」の意味が、よくわからなかったのですが、この村上春樹本と全く趣の異なる、この本を読むことで、その疑問が一気に解決してしまいました。

 

私は、自分の人生はついていないと考えていました。もっと環境が良ければ活躍できるのにという恨み言を腹の底でいつも抱えています。しかしそれは所詮、麻雀でいう悪い配牌なのですね。そこから負けないように戦うこともできるし、少ないチャンスを狙い続けることも可能です。

 

少ないチャンスはずっと狙っていますが、まだまだ甘ちゃんでした。

 

言い訳をするな。結果が全て。結果を受け入れろ。人生は配牌。

などなど、金言がたくさんあります。

人生勉強と考えて、この本を何度も読み返し、麻雀の勉強をしてみようと思います。

 

あれだけ忙しい藤田社長にできるのに、私にできないはずがありません。