先日、失敗の話を書いた後、いろいろ励ましのメッセージを頂きました。ありがとうございます。
まあ遠い過去のことなので、普段、生活しているぶんには特に思い出すこともないのですが、時折、ふと思い出してしまうんですね。
あの時は、何にでもなれる気がしていたけれども、
結局、何者にもなれなかった。
という諦めのような気持ちです。
出口さんの本で、20、30歳は何でもできる気がしていたけれども40、50歳になると何もできなくなっていく。つまり何かを選択すると言うのは他方で何かを捨てると言う事。何でもできるというのが勘違いだとわかってくると言うこと。を述べられていました。
確かに振り返ると、少しだけ痛みを感じるのですが、
最近は、少し変わってきました。
何も達成することができなかったけれども、結局、失敗ばかりだった自分の足跡のようなものは、意外と自分の支えになっていくのだな。
ああやっていろいろと苦しんだり、もがいたりしながら、なんとか自分で折り合いをつけてやっていけた経験は、ちょっとやそっとの逆境ではへこたれない自分を支えてくれます。
さあ人生の後半戦。
5回裏 2-6で負けている。
というところでしょうか。
逆転勝ちは無理としても、大敗だけはしないようにまとめていきたいところです。