幸せなことだけをして生きていきたい

日常で考えたことを、「14歳の私」に伝えたいコトを書いています。もっと失敗しろよ。

別冊文藝春秋 電子版39号 感想

毎週月曜恒例の読書感想です。

 

今日はこれ。

 

先号も、よかったけど、今号も夢中で読んでます。2ヶ月ごとって待ち遠しい。

yoshimor.hatenadiary.jp

 

通勤時間に耳読しているのですが、夢中になりすぎていて、途中の道の記憶がほとんどないくらい。

通勤時間が待ち遠しいという訳のわからない状態です。

少し遠回りしてやろうかと思ったりします。

 

ところが、夢中で読んでいるのに、無意識に読み上げボタンを止めてしまう時があります。

夢中で読んでいるのだから無意識は当たり前のことなんですが。

 

 

これ何でだろ?

たぶんHSPなんで、ストレスのかかる場面が辛いのかもしれません。

あとすごく重要な場面だから、もう少し落ち着いた状態で読みたいと思っているのかも。

 

無意識の行動なので、不思議です。

 

 

ということで本題の感想です。

◆連載スタート◆
冲方丁「マイ・リトル・ジェダイ
不器用でバカで愛しい父親が出てきます。ステキな導入で今後が期待されます。

 

・矢月秀作「幸福論」

ヒット作のスピンオフらしいですが、そのヒット作を読んでいません。でも十分楽しめそうな雰囲気です。しかも主人公はすでに事件で死亡しているというトリッキーな設定で、どうやら周囲の人々の証言で話が展開するようです。どこまでこの設定でドライブ感が出てくるのか楽しみですね。


貫井徳郎「紙の梟 ハーシュソサエティ 」《前篇》
これもつかみは抜群。面白いですね。殺された恋人に隠された過去があった。早く続きが読みたい。

 

 

◆連載小説◆
有栖川有栖「捜査線上の夕映え」

これまでも十分、面白かったのですが、急にストーリーが激しく動きはじめました。推理の面白さもあるのですが、魅力的なキャラクターたちの会話、行動を見ているだけでも楽しめます。

一穂ミチ「光のとこにいてね」

今、一番、乗っている作品。そして私が無意識に停止ボタンを押してしまった小説。高校生になった少女たちの息苦しく切ない、物悲しい物語。今回のピカイチ。これだけでも価値あります。今号で一旦、小休止。今後の展開は数年後なんでしょうか?

 

所要時間20分