久しぶりの読書感想文です。
この雑誌の連載です。
この雑誌はkindle unlimitedで読めるので、ほんとお得です。
これを読むためにkindle unlimited に入ってるって感じです。
有栖川有栖「捜査線上の夕映え」
衝撃の結末。すべての伏線が回収されていく様はほんとに気持ちいい。
最近、これもkindle unlimitedで読んでたのですが、
すべての伏線が回収されていくのって、ほんとに気持ちがいいですね。
全く違う作風の作品ですが、同時に読んだせいか、共通点が多かった気がします。
伏線回収の技術って年々、上がっていってる気がします。
より巧妙で、複雑で、その手があったかという驚きの連続です。
いよいよ一般読者が置き去りにされていくかもしれないな。
一方で回収されなかった伏線もありました。
島の亡くなってしまった少年の死因は何だったんだろう?
そしてそれを庇った女の子は、どうして庇ったのか?
こういう放置感も、余韻を与えてて素晴らしい。
こういうところも渋いな。
読んでる時にも、もちろん楽しかったのですが、読み終わってからも、しばらく自分を揺さぶり続けてくれる小説はかなり貴重です。
そういう作品の一つでした。
ミステリー小説はほとんど読んで来なかったんだけど、この雑誌のおかげでいろんな分野の作品に出会えるようになりました。
いつまでも続けてほしいですね。
応援しております。