先日、読んだ記事が心に残っています。
この記事の要点は、
男らしさの証明方法には2つあり、それが「達成」と「逸脱」です。
ところが、「達成」は競争に勝った勝者だけが手に入れることができ、多くの敗者は「逸脱」でしか、自分の男らしさの証明ができない。
そしてこの「逸脱」が、最近話題のパワハラになりやすい。
ということですね。
私も、何度か「逸脱」に遭遇した経験があります。
郵便局や図書館で、担当者が反論していないことをわかった上で、怒鳴り散らしている中高年男性を見かけたことがあります。あまりにひどいので注意してやろうかと思いましたが、こういう場合、注意しても、自分に正義があると思いこんでいるので、最後まで「逸脱」し続けますよね。
ああやって弱い者いじめをしているのは、てっきり自分は偉いんだぞの証明をするためにしているんだろうな。と思っていましたが、全くその通りだったわけですね。
「達成」ができなかった中高年男性が、僻んでひねくれて「逸脱」するので、手のつけようがありません。こんな人にはならないようにしないといけませんね。
一方で、「達成」できているはずのアマスポーツの権力者たちが、「逸脱」してしまうのは、実力で権力を手にしたわけではないので(多くの場合、政治的に権力を手に入れていますね)、自分の実力を示すために、必要以上に「逸脱」してしまうのでしょう。
いろいろな気付きが得られた記事でした。