健康食品ってエビデンスを証明したら売れると思うのだけど、誰もしないですよね。 健康のビッグ・ファイブ
友人に勧められて読みました。
ハーバード医学教授が教える 健康の正解
この本のすごいところは、大規模(数万人単位)試験結果のエビデンスを重視していて、エビデンスのないことは書いてないところです。
つまり、「高野豆腐が体にいい」とか、訳のわからない、とんでも理論はありません。
ところで健康食品のほとんどってエビデンスがないですよね。
TV番組に少し取り上げられただけでもバカ売れするんだから、エビデンスを証明すればバカ売れすると思うのですが、誰もしてないですよね。
売るために、あんなに高い費用を使ってCMしているのに。
なんでだろ?
やっぱそれほど効果がないのかな? 効果あるなら証明したらいいのに。
コスパが悪いのかな?
それとも消費者はそこまで賢くないと馬鹿にしてるのか?
よくわかりません。巨大な闇を感じますね。
この本ではビッグファイブと言われている5つの健康に本当にいいものを取り上げてます。
エビデンスが出ているのは、これ以外にありません。
つまりめっちゃ効くってこと。
それは
コーヒー、日光(ビタミンD)、運動、ナッツ、瞑想
です。
コーヒーはカフェインが多いので賛否両論あると思ってましたが、かなりいいみたいです。
日光は知りませんでした。ビタミンDを摂取するよりも日光のほうがいいようです。これから習慣化したいと思います。
ナッツは、ピーナッツもいいと書いてありました。ピーナッツはアレルギーが多いので悪いのかなと勘違いしていました。
日光はビジネス的には誰の得にもならないのに、エビデンスが証明されています。
心ある科学者が証明したのでしょうか。
一方、健康食品は証明されていませんよね。
不思議だ。。。
この手の本物の健康本って面白いですね。また読んでみようと思います。