この本、良かったです。
誰かのオススメだったのだけれど、忘れてしまいました。
文学YouTuberベルさんだったかな?
ADD(注意欠陥障害)の中学生が陸上部に入るお話。2時間ほどでさらっと読めます。読後感もいいです。
「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」(途中で挫折。再挑戦予定)
に似ているけど、こっちのほうがサクサク読めました。
たぶん、主人公に親近感を感じるかどうかだと思います。
私も適応障害系(こんなに毎日ブログ書き続けているのは、たぶん、そいういう傾向があるということだと思います)なので、ADDの中学生に親近感を感じます。
先日、職場で「もしかして教室でじっと座ってられないタイプだった?」と聞かれました。
苦手ですね。
「ぼくはイエローで。」はハーフの中学生の人種差別、アイデンティティ問題が中心なので、も一つ親近感が沸かなかったのかもしれません。
また私は数年前までマラソンランナーだったので、主人公がクロスカントリー部に入部したことに親近感を感じました。
適応障害系の人は走ると落ち着く傾向があるかもしれません。無駄なエネルギーを消費するのかな。
走っているときは、今日を限りに、こんなにしんどいことはもう止めようと思っているのに、走り終わると反省点改善点が湧いてきて、次の練習プランを考えてしまうというところも自分でおかしいなと思ってました。
ということで、この本が面白いと思う私のような人は珍しいのかもしれません。