運と実力問題は何度も取り上げているのですが、
今回は、あまりに下手くそで、自分の才能が開花しなかった天才のお話。
「サン・クイーン 太陽エネルギーに捧(ささ)げた人生」
初回放送日: 2023年9月22日
20世紀半ばの米国で、太陽エネルギーの可能性を信じ、その実用化に邁進したハンガリー出身の女性科学者がいた。その独創性から“サン・クイーン”と呼ばれた女性の人生。
1930年代、太陽エネルギー利用が進んでいた米国に渡ったハンガリー人物理化学者マリア・テルケスはマサチューセッツ工科大学に職を得る。科学を人びとの生活の役に立てようと実践を重んじる姿勢は、当時主流を占めた男性研究者たちから疎まれるが、実際に人が住めるソーラー住宅を建設するなど、独創的な技術開発を進める。しかし、石油の大量生産時代が到来し…。 原題:The Sun Queen(アメリカ 2022年)
業績からすると、十分な天才だと思います。
でも、きっと私と同じで周囲との協調性が全く無く、美人女性ということで、周囲の男性研究者から足をひっぱり続けられてしまった。ガラスの壁。最終的に実力のわりに評価されていない。
この人の場合は、運と実力問題というよりかは、運を自分から排除してしまった感がある。
わが部下(御曹司)も同じタイプ。
天才、周囲とうまくなじまない。でもメンタル、能力はそこそこ。
上司としては、その才能を開花させたいと思いつつ、本人はしょうもないことで周囲と軋轢を生んで、忙殺されてしまっている。そういうところをうまくいなしていければ楽に前に進むのに。
あと自分の売り込み方
この人も自分を押し出ししすぎたのかな。
御曹司もそう。
アインシュタインはどうだったんだろう?