仕事絡みで、とある くびちょう(首長)さんと会食する機会に恵まれました。
グーグル先生によりますと
くびちょう(首長)とは、
行政機関のうち、独任制の長官を指す。 内閣における内閣総理大臣や地方公共団体における都道府県知事、市町村長などを指す。
らしいです。
私は、この首長さんのことは少し知っていました。
かつてマラソン大会に出ていたころ、大会前に首長さんのくだらないスピーチがあるのですが、この首長さんのスピーチだけは面白かったので、記憶に残っておりました。只者じゃないなという印象です。人としての魅力があり、だからこそ多選されています。
わが部下(御曹司)とともに出向いたのですが、あっという間に御曹司の底の浅さを見破られました。
「君の真っ直ぐな気持ちと熱意は伝わった。でもそれだけではもうヒト伸びできないよ。余裕と色気がない。それを手に入れることが君の成長につながるよ。」
さすが。おっしゃる通り。
本人も「会って1時間もしてないのに、なんでわかるんだ?」って言ってました。
この首長さんは、わが社の設立に間接的に関わっておられて、その時のエピソードはなかなかの武勇伝でした。ヤクザな世界ですね。
多くの首長さんが、その任期中、次の選挙対策に忙殺されるのに比べて、この首長さんは、それを考えるから選挙に落ちるんだ。やるべきことをやっていれば、大丈夫なんだ。と首長仕事を心から楽しんでいるようでした。
こういったグランドデザインを考えられる人は本当に強い。
各自治体でチマチマやっていること(ごみ処理、温水プール、など)を、まとめてスケールメリットを活かすというのは、誰もが考えること。でも住民の反対もある。
実際、住民投票で病院合併が暗礁に乗り上げてしまった例もある。これなんかは、病院は衰退するし、住民は良かれと思って反対したけど、はたして困るのは住民という、なんかバグってしまった状況。
ということで、この首長さんは、これはやらないといけない仕事なんだから、ある程度、剛腕でもっていくしかない。住民投票なんて民意を反映しない。首長権限でやる。そのための民主主義。ダメなら次回、選挙で自分が落ちれば済む。
ほんとにヤクザな世界だな。
かなり高齢の方ですが、感性がみずみずしくて、元気があって、すげえ。
なんか影響されてしまいます。
19時から2時まで話し続けました。
最後にお店のお姉さんを口説いてました。真似できねー。
わがメンターに決定です。